①海外の人名の表記
中国語では、外国人も漢字で名前を表記する必要があります。日本人などの漢字を使う国や地域の人であれば、普段から使っている漢字表記をほぼそのまま使うことができます(ただし発音は全く変わってしまいます)。漢字文化圏以外の人名は、音に漢字をあてはめる「表音表記」で表します。こちらをご参照ください。
例:
ジョー・バイデン→乔・拜登(簡体字)/喬・拜登(繁体字)
ボリス・ジョンソン→鲍里斯・约翰逊(簡体字)/鮑里斯・強森(繁体字)
マイケル・ジャクソン→迈克尔・杰克逊(簡体字)/麥可・傑克森(繁体字)
②海外の企業名や施設名の中国語表記
中国語では、企業名や施設名などの固有名詞も漢字に翻訳されますが、人名以外の固有名詞では、音訳だけでなく意訳も使う特徴があります。
例:
コカ・コーラ⇒可口可乐(簡体字)/可口可樂(繁体字)
マイクロソフト⇒微软(簡体字)/微軟(繁体字)
ソフトバンク⇒软银(簡体字)/軟銀(繁体字)
③好まれる表現の違い
中国語は日本語とちがい「~です」「~ます」とはっきりとした表現がよく見られます。こうした表現面での違いを理解することも、メッセージが伝わる翻訳には必要不可欠な要素です。
翻訳会社アークコミュニケーションズは、中国語の翻訳者やビジネスパートナーを豊富に抱えており、語学的な正しさはもちろん、習慣や国民性などといった背景に至るまで丁寧に配慮した翻訳をご提供いたします。