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ドーム・スタジアム・アリーナの意味や違い、英語の語源について解説!

ドーム・スタジアム・アリーナの意味や違い、英語の語源について解説!
2023-12-15 11:00

東京ドーム、千葉マリンスタジアム、横浜アリーナ...。プロスポーツの試合が行われる建物にはさまざまな外国語が用いられ、カタカナ語として定着しています。ところで「ドームとスタジアムの違いって何だろう?」「千葉マリンスタジアムは野球場だけど、埼玉スタジアム2002はサッカー場。スタジアムってどういう意味?」など、違いが気になったことはありませんか?
今回は、「ドーム」「スタジアム」「アリーナ」などのスポーツ施設につくカタカナ語について、意味や語源を解説します。

ドーム(dome)の語源はラテン語の「家」

ドーム

東京ドームや名古屋ドームといった建築物の名前につく「ドーム」は、「丸い屋根で覆われた建物」という意味の英語「dome」がカタカナ語になったものです。

日本で最初に作られたドーム球場である東京ドームは、アメリカのヒューバート・H・ハンフリー・メトロドーム(Hubert H. Humphrey Metrodome)がモデルです。アメリカでは1962年に世界初の屋根付き球場であるアストロドーム(Astrodome)が竣工しており、「dome=丸い屋根で覆われた建物」という意味合いは60年以上前から存在していたことになります。
そもそも英単語の「dome」には「半球状の屋根(円屋根・丸屋根)」という意味があり、「丸い屋根で覆われた建物」というニュアンスはそこから転じたものと考えられます。

英語の「dome」の由来を遡ると、イタリア語で「教会堂」を意味する「duomo(ドゥオーモ)」に至ります。古代ローマの建造物、特に宗教建築には丸屋根が多く用いられており、このことから丸屋根=domeという英語の単語が生まれたとされています。

さらにイタリア語の「duomo」は、ラテン語で「家」を意味する「domus(ドムス)」が語源とされています。つまり、ドームの語源はラテン語の「domus」ということになります。

スタジアム(stadium)の語源はギリシア語の「距離の単位」

スタジアム

「スタジアム」は、「屋外の競技場、野球場、球技場」といった意味の英語「stadium」がカタカナ語として定着した言葉です。

英語「stadium」の語源を遡ると、古代ギリシアで用いられていた距離の単位「στάδιον(スタディオン:ラテン語表記でstadion)」に行き着きます。1スタディオンはおよそ180m前後。古代ギリシアでは、1スタディオンの直線コースを走る「スタディオン走」という競技が行われており、当時の競技場もそれに合わせて作られたことから「stadium」と呼ばれるようになったとされています。
ちなみに、ギリシアといえば古代オリンピック発祥の地として有名。スタディオン走は、その古代オリンピックの第1回から行われていた競技でもあります。

アリーナ(arena)の語源はラテン語の「闘技場」

アリーナ

「アリーナ」は英語で「競技場、舞台、劇場」といった意味があります。特に、観客席が周りを囲っているような施設を指し、日本でも横浜アリーナやさいたまスーパーアリーナ、有明アリーナといった有名なアリーナがそのような構造になっています。

英語の単語「arena」の語源はラテン語で「砂」を意味する「arena(アレーナ)」です。古代ローマの闘技場には流れた血を吸収するために砂がまかれており、そのことが転じて闘技場そのものを「アレーナ」と呼ぶようになったとされています。

古代ローマ時代に建築されたアレーナ・ディ・ヴェローナ(Arena di Verona)を見るとわかるとおり、アレーナは周囲を観客席が囲む形で作られました。このことから古代の闘技場はラテン語で「周りに観客席がある闘技場」を意味する「amphitheatrum(アンフィテアトルム)」とも呼ばれ、英語の「amphitheater(アンフィシアター)※イギリス英語ではamphitheatre」の語源となっています。

アンフィシアター

ほかにも、観光地としても有名な古代ローマの闘技場「Colosseum(コロッセウム)」の英語読みが「Colosseum(コロシアム)」であり、日本でも「田園コロシアム」や「有明コロシアム」といったスポーツ施設の名称として使われています。
古代ローマの闘技場は日本のスポーツ施設名の源流といえる存在です。

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