グローバルな仕事に憧れて翻訳業界に飛び込んだヨッシーです。入社以来、日々の発見と勉強を通して翻訳の奥深さを実感しています。
最近、海外ニュースで「ウクライナ」の文字を目にすることがありした。私が知っているウクライナというと、イタリアのACミランでも活躍していたサッカー選手のアンドリー・シェフチェンコ。サッカー以外に何があるのだろうと気になって調べてみると、ウクライナは、1991年にソ連崩壊にともない独立した国であることがわかりました。さらに、ウクライナには、東ヨーロッパ最古と言われる都市が存在するそうなのです!現在のウクライナとウクライナ語についてまとめてみることにしました。
1991年の独立からわずか24年、ウクライナの現在
外務省によると、ウクライナはロシアの西側に位置し、その国土は日本の約1.6倍で、ヨーロッパではロシア、カザフスタンに次ぐ国面積になるようです。人口は4474万人です。1991年のソ連の崩壊にともない独立をしています。ウクライナの首都であるキエフは、約1500年の歴史を持ち、東ヨーロッパ最古の都市といわれるそうで、政治、経済などのあらゆる面で、ウクライナ最大の都市です。また、JICAによれば、現在ウクライナには23社もの日系企業が進出しているよう。8年前に比べるとその数は約2倍にもなるとのことです。キエフでは「日本商工会」も組織され、現地の日系企業が情報交換などを行っているようです。
ウクライナ語やウクライナのトレンドニュースなどを幅広く配信しているWebサイト「ドーブレ!ウクライナ」によると、ウクライナの国旗の青は無限に広がる空を、そして黄色はウクライナの豊かな小麦の大地を表しているそうです。そこで、ウクライナの農業について調べてみると、ウクライナのほとんどの国土は平坦な丘陵地で、チェルノーゼムと呼ばれる南部ステップ地帯には、肥沃な黒土地帯が広がっているということがわかりました。農林水産省によれば、従来は伝統的に小麦の生産が盛んだったそうですが、最近では、高水準で国際価格が推移していて、とうもろこしの生産が拡大しているとのことです。とうもろこしの生産量、輸出量は今では小麦を抜き、世界の中でも重要な地位を占めているそうです。
ウクライナ語とウクライナのお役立ち情報
前出のWebサイト「ウクライナ情報」によると、ウクライナの公用語であるウクライナ語は、スラヴ語派に属し、同語派における話者人口は、ロシア語、ポーランド語に次いで、第3位になるとのことです。ウクライナ語は、ロシア語と同じキリル文字が使用されるものの、ウクライナ語とロシア語では読み方が異なる場合もあるそうです。在ウクライナ日本国大使館によると、「ありがとう」は、ロシア語だと「スパシーバ」、ウクライナ語だと「ジャークユ」になるそうで、ウクライナ語の語彙は、むしろポーランド語と共通するものが多いとか。似て非なるもの、ということですね。「CNN」のWebサイトによれば、ウクライナの国民の約7割は公用語であるウクライナ語を話すそうです。ウクライナ国内であってもロシア系住民が多数を占めている地域などでは、ロシア語が第一言語というケースが多く見られるとのことなのです。とはいうものの、今では、憲法においてもウクライナ語が母語であると明記され、大統領になるにもウクライナ語を話すことが条件になっているようです。
最後になりますが、海外旅行の検索サイト「AB-ROAD」のWebサイトに、ウクライナ独特のマナーを見つけました。ウクライナでパーティーなどに招待され、花を持参する場合、必ず奇数の本数を用意しなければならないようです。偶数本の花は、お葬式を意味するそうなので、注意が必要です。
その意外性が魅力のウクライナ
東ヨーロッパ最古の都市が存在したり、その国面積はヨーロッパ3位だったり、ウクライナを調べていくとさまざまな意外性を発見できました。そんなウクライナが今後、どのように移行していくのか注目していきたいと思います。
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