そして何よりも重要なことは、プロジェクト終了時に、お客様が翻訳サービスを評価し、その評価を翻訳会社に伝えることです。
気に入っていれば「大変満足しています、次回もよろしくお願いします」とぜひお声をかけてください(便りがないのはよい知らせとは思っていても、このように好意的な評価をいただくと、翻訳会社(プロジェクトマネージャー)や翻訳者のモチベーションアップは間違いなし。次回も全力投球しようと思います)。
問題は、満足できなかった場合。「不満です」だけではなく、出来るだけ具体的にフィードバックを伝えてください。例えば、
「専門用語が正しくありませんでした。この用語は次回から○○と訳してください」
「数字の転記ミスが多かったです。特に表の中の数字が」
「表記の統一が一章と六章ではとれていませんでした」
プロジェクトマネージャーはこの評価を翻訳者に伝え、次回のプロジェクトでどのような手を打つかを考えます。チェックの体制を強化してポカミスを防ぐのか、翻訳者を変えるのか、プロジェクトマネージャーの腕の見せ所です。
そして、このようなフィードバックを返しても、品質の向上につながらないときは、残念ながら翻訳会社を変えたほうがよいでしょう。