【英語で『ハロウィンの仮装する』ってどう言うの?】
September 27, 2016
英語ネイティブに聞いた、おいしいものグルメ表現集。
英文書類の翻訳と英文事務に励む!?ミサキです。
派遣勤務先の同僚とハロウィンの話題で盛り上がっていたら、アイルランド出身の同僚が『みんなハロウィンて、アメリカが発祥だと思ってるでしょ!?』
本場だと思っていたアメリカのハロウィンも、ルーツはアイルランド・スコットランドといったケルト圏なのだそう。
日本ではまだまだ知られていない、ケルト圏のハロウィンのお話を聞いてみました。
"Trick Or Treat!" は、悪戯じゃなくお手伝い!!
ハロウィンてミステリアスなことが多いですが、前から特に不思議に思っていたハロウィンの風習は、子供達がご近所を廻ってお菓子をおねだりすること。しかも『お菓子をくれないと、いたずらするぞ!』とは、なかなか勝手な言いぶんでは...?
アイルランド出身の同僚が言うには、ハロウィンはケルト暦の大晦日にあたる "All Hallow's Eve" が変化したものだそう。
All Hallow's Eve → Hallow Evening → Hallow E'en → Halloween
大晦日のお祝いのためには、みんなでご馳走を用意しなくてはなりません。貧しいおうちにとっては簡単なことではなく、そのための食料のカンパを求めて近所を廻ったのが子供たちだったそうです。その時の掛け声が、"Trick Or Treat!" なのだそうです。いい子たちじゃありませんか...誤解してました。
英語で『ハロウィンの仮装する』ってどう言うの?
ところで、ハロウィンの仮装って、日本では『ハロウィン・コスプレ』とか言いますけど、英語ではなんていうのかな?
ネイティブに聞くと 一般的な仮装は "dress up (in costume)" 普通の仮装パーティは "a costume party" というそうですが、 ハロウィンの仮装は "dress up in disguise" というのだそう。
disguise は、翻訳するなら『仮装』というより『変装』に近く、ちょっとミステリアスな古語フランス語源の言葉。カモフラージュする、というような意味です。
モノより愛のケルティック・ハロウィン
アイルランドのハロウィンのお菓子は、どんなの!?と聞くと、同僚が見せてくれたのは "barn brack" と呼ばれるフルーツケーキの写真。それから "col canon" というマッシュポテトに刻んだ茹でリークを加えたもの。美味しそう!
だけど...派手なお祭り菓子とかディナーではないのね?
『ケーキの中には指輪が入っていて、誰が引き当てるかで盛り上がるんだ。コルキャノンの中にも妖精が隠したお小遣いが入っていて、子供のお楽しみだよ。』
お手伝いしてくれた子供達を楽しませるために、お小遣いをそっと忍ばせるお母さんの姿が目に浮かびました。恵まれない仲間のために助け合ったり、家族を喜ばせたりしながら大晦日を迎えたのがケルティック・ハロウィンなんですね!
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