【英語で『画期的な発明』ってどう言うの?】
April 30, 2016
英語ネイティブに聞いた、おいしいものグルメ表現集。
派遣社員で英文事務と翻訳のお仕事をしているミサキです。
クリーム入りの巻きウェハーをおやつにチョイスしたところ、海外からの同僚たちから『自分の国でもこんなお菓子ある』との声が。
英語では "wafer rolls" とか "rolled wafers" って呼ばれ、どの国にもクリームやチョコを巻き込んだ定番商品がたくさんあるようです。ちなみに、日本では別のお菓子となっているウェハーとワッフルは、英語では同じものだそうです。
巻かれちゃったワケ!?
ヨーロッパからの同僚が面白いことを言い出しました
『どうして "巻き" ウェハーの定番商品が世界中にあるか、知ってる?』
その同僚によると、20世紀初頭のウィーンでワッフルアイロンの修理職人が 『もっと簡単にたくさんウェハー菓子を作れないか』とアイロンの改良を試行錯誤。
薄くて長いウェハーを焼いて、アツアツのうちに丸めながら剥がし取り、次々にカットする、という究極の量産化に成功したのだそうです。細長い生地と相性の良い、ベルトコンベア生産ラインの導入で、量産化はさらに加速。
テクノロジーの進歩がきっかけでお菓子の人気ジャンルが生まれたのですね!
英語で『画期的な発明』ってどう言うの?
それはすごい画期的な発明だね、と言おうとしたんですが、
あれ?発明って "invention" だっけ? "innovation" だっけ? そもそも、よく似たこの2つの単語はどこが違うの?
フランス人の同僚によると、"in-nova-tion" の "nova" はラテン語で「新しい」を意味する形容詞。
"invention" 発明 ウェハー量産機械を発明したこと "innovation" 革新 誰も思いつかなかった方法でウェハーを量産したこと
あ、じゃあ、 "innovative invention" 『革新的な発明』で両方使えばいいんですかね~
卵が先か、にわとりが先か!?
巻き型ウェハーは平型より作りやすいというだけでなく、扱いやすく持ち運びにも便利だし、食べやすいから一石三鳥です。
同じような発明がポテトチップスのじゃがイモを刻む機械や揚げる機械でも起こり、そのたびに新しいジャンルのお菓子が瞬く間に広がっていったのだとか。
今回もお菓子を通して面白い話を聞くことができました!
英語を活かすお仕事は「アーク@キャリア」
アークコミュニケーションズでは、英語に関するお仕事をご紹介しています。正社員、派遣社員、紹介予定社員等、働き方のニーズに合わせたお仕事を随時ご紹介しているので、英語を活かすお仕事をお探しの方は「アーク@キャリア」より、お気軽にお問い合わせください。
アークコミュニケーションズの人材紹介サービス「アーク@キャリア」はこちら