【英語で『じゅわ~っとお口にひろがる』ってどう言うの?】
April 7, 2016
英語ネイティブに聞いた、おいしいものグルメ表現集。
こんにちは。英文事務と翻訳をしているミサキです。
翻訳の時に重要なのが、英語と日本語を直訳ではなくて伝わりやすい翻訳にすることですが、これがなかなか大変。
今の派遣先オフィスでは海外からの同僚が多く、普段から英語と日本語で表現がどう変わるのか?なんて話をしているので、この仕事にとっては最高の環境です。
今日はお菓子のグミを通して、まさにそんな話をしました!
グミの本場、ドイツ!
大好物の果物グミ。ぶどう味を食べてみると、ジューシーな果物の味がじゅんわりと口の中に広がります。
ん~、とっても美味しい。形も合わさって、まるで本物の果物を食べてるみたい。
グミは比較的最近、ポピュラーになったお菓子だと思いますが、その名前は実はドイツ語が由来だってご存知でしたか?あの独特の食感からゴムを意味するドイツ語 "Gummi"(グミ)と呼ばれています。
ドイツ人の同僚に聞くと、ぷにゅぷにゅ柔らかくて口にいれただけでじゅわ~っとお口に果汁がひろがるグミは日本独特とのこと。ドイツでは本当にゴムみたいに固いんだそう。
英語で『じゅわ~っとお口にひろがる』ってどう言うの?
『じゅわ~っとお口にひろがる』って日本語ではよく表現しますが、英語で似たような表現はできるのでしょうか?
さっそくネイティブの同僚に聞いてみたところ、『じゅわ~っと』がよく判らない、というのです。
日本語で『じゅわ~っと』は 広がる/溶け出す/しみ出す、という言葉とよく一緒に使うことを説明しました。
やっぱりあまりピンと来ないし、おいしそうな感じがしない、という同僚たち。
フルーツ味が口いっぱいに広がる、というお菓子のキャッチフレーズは
"explosion" とか "bursting" を使うそうです。そう、どちらも(バーン!と大爆発)を意味する単語!
『じゅわ~っ』が『バーン!』に
"bursting fruit flavor!" (お口に弾けるフルーツ風味!)
ははは...これはもう、表現する文化の違いです。 『じゅわ~っとお口に広がる』が『バーン!とお口で大爆発』になっちゃうんだから...!
でも、おいしそうと思ってもらうほうが大事ですよね。
今日は言葉を超えた翻訳を感じた一件でした。
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