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世界のインターネット回線速度ランキング

コンテンツ制作

見落としがちなのが海外の回線速度の問題です。ターゲットとする地域の回線速度によってはコンテンツの見直しを図る必要があるかもしれません。
今回は、回線速度が遅い国際ランキングと合わせてご紹介いたします。

2023年12月の最新調査はこちら

インターネット接続スピードのテスト用アプリであるOokla Speedtestの開発元であるOoklaが、 Webサイトで毎月更新している「Speedtest Global Index」を参照します。(情報取得:2023年1月)

【固定ブロードバンド】

 1位:シンガポール(234.55Mbps)
 2位:チリ(224.84Mbps)
 3位:中国(211.34Mbps)
 4位:アラブ首長国連邦(207.41Mbps)
 5位:香港(206.71Mbps)
 .........
 15位:日本(150.41Mbps)
 .........
 175位:イエメン(4.29Mbps)
 176位:シリア(3.02Mbps)
 177位:トルクメニスタン(2.32Mbps)
 178位:アフガニスタン(1.94Mbps)
 179位:キューバ(1.84Mbps)

【モバイル】

 1位:アラブ首長国連邦(161.15Mbps)
 2位:カタール(155.51Mbps)
 3位:ノルウェー(136.08Mbps)
 4位:韓国(124.84Mbps)
 5位:デンマーク(117.83Mbps)
 .........
 45位:日本(44.92Mbps)
 .........
 134位:タジキスタン(7.80Mbps)
 135位:ガーナ(6.82Mbps)
 136位:ベネズエラ(6.18Mbps)
 137位:アフガニスタン(4.86Mbps)
 138位:キューバ(4.13Mbps)

回線速度と社会情勢

上記の通り、固定回線とモバイル回線とで大きな差があることが分かります。 また、固定回線のランキングについては、2022年の特集時ではアジア圏が上位を占めていましたがアラブ首長国連邦やカタールなど、中東圏の国々で回線速度が早くなってます。
要因として、2022 FIFAワールドカップがカタールで開催され中東地域で商用5Gネットワークが初めて配備されたという事も影響しているようです。

低速度の国を見てみると、最下位のキューバでも1.8Mbpsの速度を記録しています。これは高画質でなければYoutubeを視聴できるレベルです。このように、世界全体で回線速度が年々底上げされていることがうかがえます。

世界で開催されるW杯などの大規模イベントなどで急激に回線環境が整うこともあります。ターゲット地域の回線速度は社会事情などの考慮も必要そうです。一方、グローバルサイトを構築する際には、低速地域の回線充足度も考慮し適宜リッチなコンテンツを取り入れることも検討したいです。

アークコミュニケーションズは、グローバルサイト制作の経験が豊富ですので、海外の環境に合わせた対応につきましても、お気軽にお問い合わせください。

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