グローバル化の波に乗って、多くの企業が海外マーケットへの参入を本格的に検討し始めています。飽和状態にある国内市場などを考慮すれば、こうした海外市場への投資は自然な流れとも言えるでしょう。しかし、いざ海外へ進出しようとしても、どこから始めていいのか分からないという企業も少なくないのではないでしょうか。今回は、海外マーケットへの参入時にしてしまいがちな4つの失敗を紹介していきます。
1. 翻訳で失敗
海外のマーケットに参入する際に最も重要なポイントの一つとして、自社の商品やサービスを現地のターゲット顧客にきちんと認知してもらうことが挙げられます。そのため、海外進出の際に必要となる翻訳作業を、大学でターゲットとなる言語を少しかじった経験があるといった程度の人物に依頼するのは考え物。高い言語能力はもちろんのことですが、会社の扱う分野の専門知識や勤務経験のあるプロの翻訳者を選ぶことが大切です。
2. ローカライズで失敗
海外マーケットへの参入にあたり、現地の習慣を把握するということも大事なポイントのうちの一つです。提供する商品を滞りなくローカライズすることで、現地の顧客は安心感を持ってそれらの商品を現地で提供される商品と同じように受け入れてくれるのです。
3. 法律や規制の理解不足で失敗
海外進出を目指す多くの企業が頭を悩ませるのが、日本と海外の法律や規制の違いです。特に、ターゲット市場における知的財産権、健康や環境の基準、課税システム、関税、言語、消費者保護法、支払いの規定などには、特に注意を払う必要があります。
4. 参入計画で失敗
日本で実績のあるビジネスプランで意気揚々と海外参入を試みても、それが現地のニーズに合わなければ、うまくはいきません。そのため、現地のビジネス事情をしっかりと把握した人材やプロの翻訳者、セールスのエキスパートなどをチームに加え、さらに中長期的なファイナンシャルプランを設定しておくことが重要な鍵と言えるでしょう。
まとめ
今回は海外マーケット参入時にありがちな失敗を4つ紹介しました。実は、そのどれもが、事前の入念な準備をもってすれば防げるものばかりです。今、海外マーケットは玉石混交の状態にあり、どの企業にも成功のチャンスが巡ってくる可能性があります。先駆者たちの失敗をしっかりと学ぶことが、新たな海外市場で活躍できる必須条件なのかもしれません。
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