コンサルティング会社OC&C Strategy Consultantsが行った調査によると、イギリスではインターネットによる海外からの小売業者の収入が、2020年までに280億ポンドまで達すると予測されています。これは、海外からの売り上げが、国内の売り上げの4倍の速さで成長するということを意味しているそうです。
このような傾向に便乗するために、企業に必要とされるのは、海外の顧客にうまく受け入れてもらうためのローカライズ戦略です。ここでは、海外進出を目指す際に重要となるポイントをご紹介します。
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コンサルティング会社OC&C Strategy Consultantsが行った調査によると、イギリスではインターネットによる海外からの小売業者の収入が、2020年までに280億ポンドまで達すると予測されています。これは、海外からの売り上げが、国内の売り上げの4倍の速さで成長するということを意味しているそうです。
このような傾向に便乗するために、企業に必要とされるのは、海外の顧客にうまく受け入れてもらうためのローカライズ戦略です。ここでは、海外進出を目指す際に重要となるポイントをご紹介します。
Common Sense Advisoryという調査会社のリサーチによると、実に72%もの人が外国語より自分の言語で情報が提供されている商品の方を購入すると回答したそうです。また、価格よりも使用されている言語の方が重要だと感じている人の割合も、56%に上ります。このように、私達が商品を購入したりサービスを利用したりする際には、言語が重要な役目を担っているのです。
また、同じ言語が使用されている場合でも、国によっては、同じ単語でも意味が異なる場合があります。例えば、日本語の「ジャム」を意味する単語は、イギリス英語では「jam」ですが、アメリカ英語では「jelly」になるのです。
Webサイトの言語を翻訳する際、予算に合わせて段階的にローカライズのプロセスを進めるという方法があります。例えば予算が少ない場合、最初にWebサイトのトップページのみを翻訳し、利益が出た後に残りのページを翻訳する、またはトップページを別の言語に翻訳するということも可能です。
その国独自の言い回しなどに特化して適切にローカライズした翻訳が、成功への鍵であると言えます。
多言語でWebサイトを立ち上げても、海外のユーザーに知ってもらえなければ意味がありません。多くのユーザーに見つけてもらうために、ターゲットとする国のドメイン名を取得することも一つの方法です。そうすれば、その国で多く利用されているサーチエンジンにおけるヒット数を伸ばす可能性が高まります。
ターゲットとする国から注文が入るようになったら、今度はその国における商品発送システムや返品への対応といった顧客へのアフターケア、その国での取引にかかる税金などについても考慮する必要があります。Webサイトの翻訳は、グローバルビジネスを成功させる上での最初の一歩に過ぎません。
海外での事業が成功するかどうかは、Webサイトで使用される言語が大変大きな影響力を持っています。しかし、大切なのはWebサイトをどのように立ち上げるかだけでなく、その後の顧客へのアフターケアも重要なポイントです。事業計画を様々な角度から見直し、成功へと導きましょう。
アークコミュニケーションズは、ウェブサイトの翻訳や、英語・中国語・韓国語などへの多言語化、多言語サイトの制作について多くの実績があります。
CMSデータからの翻訳やCMS入稿にも柔軟に対応しておりますので、翻訳作業を一貫してお任せいただけます。
※一部の言語につきましては英語への翻訳を介しての作業となります。
Webサイトの翻訳にお困りでしたらアークコミュニケーションズにお声がけください。些細な内容でもご相談いただければ、ご要望に寄り添った適切なソリューションをご提案いたします。
株式会社アークコミュニケーションズ「翻訳会社アークのブログ」編集チーム
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