こんにちは、寒い冬の朝食はおかゆを重宝しているナホです。
日本ではおかゆと言えば米ですが、アメリカのサウスカロライナ州ではトウモロコシの粉からできた「グリッツ」というおかゆが浸透しているのだそう。
新鮮な魚介をのせたグリッツが人気の海の街・サウスカロライナ州の素顔に迫ってみました。
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こんにちは、寒い冬の朝食はおかゆを重宝しているナホです。
日本ではおかゆと言えば米ですが、アメリカのサウスカロライナ州ではトウモロコシの粉からできた「グリッツ」というおかゆが浸透しているのだそう。
新鮮な魚介をのせたグリッツが人気の海の街・サウスカロライナ州の素顔に迫ってみました。
サウスカロライナ州は、イギリスの領地だったことから、当時のイギリス国王チャールズ2世が、父であるチャールズ1世を称えて、その名から命名されました。チャールズのラテン語はカルロスであり、英語ではカロラスと読みます。また南部に位置する場所だったことから、サウスカロライナ州と名付けられました。
肥沃な土地を利用した稲作を中心とした農業がさかんで、州内で生産されたお米はほかの地域にも積極的に輸出されていました。当時貿易の拠点となっていたジョージタウンやチャールストンは、貿易業や海運業をいとなむ企業でにぎわっています。
世界的に有名な観光スポットと言えば、州西部にあるヒルトンヘッドアイランド。億単位の費用をかけて改修されたというこの地域は島全体がリゾート地の雰囲気で、年間通して美しい海を楽しむことができます。
サウスカロライナ州は、南北戦争が始まった地でもあります。南北戦争の発端となった「サムター要塞」はチャールストンの沖合にあり、州の歴史を現代に伝える重要な場所として今も多くの人が訪れています。
当時この要塞に隠れていたのが、連邦政府による北軍。軍艦とは違い攻撃を受けても簡単には沈まない要塞は、軍が身を隠すのにもってこいの場所でした。ここに南軍が突如大砲を撃ち込んだことにより、南北戦争が始まったのです。
結局南軍の勝利に終わったその時の戦いにより、サムター要塞は廃墟のような状態に。しかし歴史的に重要なものだとして修理、改築されて現在までその姿を遺し、当時使われた銃なども展示されています。
サウスカロライナ州の伝統料理はローカントリー料理と呼ばれるもので、新鮮な魚貝類と野菜がふんだんに使われているのが特徴です。
なかでも有名なのが「シュリンプ&グリッツ」で、これはトウモロコシの粉をスープなどでのばした「グリッツ」というおかゆのようなものの上にエビが添えられたもの。 グリッツは日本で言う白米のようなもので、サウスカロライナ州では主食としてパンに並ぶほどポピュラーなもの。チーズやベーコン、バターなどで味付けをするほか、コーンフレークのようにミルクをかけて朝食にいただくのも人気なのだとか。
グリッツは英語で"grits"と書き、単数形の"grit"はもともと「粗い砂粒」をあらわす言葉。硬い砂粒から困難にもくじけない勇気、気概、闘志という意味にもなり、日常会話では"He has a lot of grit. (彼はとても勇気があるね)"のように使われます。 やさしい味のグリッツですが、英語の由来を聞くと、なんだか食べると強くなれそうな気がしてきますね。
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