こんにちは、休日の夜は英語の小説を読みながら過ごすのが好きなナホです。
アメリカ出身の作家のひとりであるオー・ヘンリーですが、彼の出身はアメリカ南部にあるあたたかい地・ノースカロライナ州。タバコの産地としても有名なこの州の名前の由来から、意外な歴史を探ってみました。
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こんにちは、休日の夜は英語の小説を読みながら過ごすのが好きなナホです。
アメリカ出身の作家のひとりであるオー・ヘンリーですが、彼の出身はアメリカ南部にあるあたたかい地・ノースカロライナ州。タバコの産地としても有名なこの州の名前の由来から、意外な歴史を探ってみました。
ノースカロライナは隣接するサウスカロライナとセットで語られることも多い州。同じ「カロライナ」が名前についているだけあって、この2つの州は切っても切れないほどの深い関係にあるんです。
この地の「ノースカロライナ」としての歴史は、17世紀に始まりました。「カロライナ」とは、この地を領有していたチャールズ2世が父であるチャールズ1世の功績をたたえて付けた名前。チャールズのラテン語読み「カルロス」を英語読みした「カロラス」から来ています。
当時は南北に分かれてはいなかったカロライナでしたが、内部での領土問題が絶えず、18世紀に入ってその調整の意味でノースカロライナとサウスカロライナに分けられることになりました。
もともとイギリスがこの地に目をつけた理由のひとつは、豊富な農地。サウスカロライナのような港を持たないこともあり、ノースカロライナは古くから農業で発展してきました。 この特色は州民の間でも広く認知されており、州章にも野菜な果物がたくさん描かれています。
ノースカロライナ州で作られる農作物の中でも、生産量で世界的に有名なものと言えばタバコ。この地で育てられた黄色種、バーレー種などの葉タバコは特有の芳香とくせのない味わいで、全世界の愛煙家から支持されているのです。
タバコの栽培には、水はけと水もちがよく、やや酸性の土壌が適しています。ノースカロライナ州の土地はこれにピッタリ合致しているうえ、気温が高く日照時間も長いという、おいしいタバコを育てるのに必要な条件がすべて揃っていると言っても過言ではありません。州のニックネームが英語で"Tar Heel State(タールのついた踵の州)"とされるほど、州民の間でも根付いています。
そのためか、ノースカロライナ州はR.J.レイノルズ・タバコ・カンパニー発祥の地としても知られる場所。セイラムやキャメルなどの有名なタバコを次々と発売した同社は、現在でもアメリカ国内有数のタバコメーカーとしてグローバルにも活躍を続けています。
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