こんにちは。お菓子を食べては後悔してしまう、ダイエット中のナホです。
そんな私の今の気分にピッタリなのが「後悔」の意味をもつリトアニアの国花・ヘンルーダ。あまり聞きなれない名前ですが、古くから料理、虫よけ、薬用などいろいろな用途に重宝されてきた植物だったんです。
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こんにちは。お菓子を食べては後悔してしまう、ダイエット中のナホです。
そんな私の今の気分にピッタリなのが「後悔」の意味をもつリトアニアの国花・ヘンルーダ。あまり聞きなれない名前ですが、古くから料理、虫よけ、薬用などいろいろな用途に重宝されてきた植物だったんです。
リトアニアの国花は、「ヘンルーダ」。あまり聞きなれない名前ですが、独特の強い香りを持つミカン科の植物のひとつで、おもにヨーロッパ南部一帯に生育しています。昔は衣類の防虫に使ったり、料理の風味づけにも利用されたりしました。
夏になると小さな黄色い花を咲かせますが、花びら一枚一枚をよく観察すると、フチが波打ったかわいらしい形をしています。生育すると約50~100センチの背丈にまで伸びるので、たくさん生え揃うと遠目に見ても結構な迫力。家のまわりに植えれば、ちょっとした動物よけになりそうな高さです。
そんなこともあってか、ヘンルーダの花は猫よけにきくとして、日本でも「ネコヨラズ」という別名ももっています。リトアニアはネコをテーマにした昔話があるほど、ネコの多い国。野良ネコの侵入に困った国民たちが、ヘンルーダをネコよけに使ったのかもしれませんね。
そんなヘンルーダが親しまれるリトアニアは、国土の98パーセントが森林と農地に覆われている自然豊かな国。その町並みは、細かく迷路のように入り組んでおり、ゴシック様式、ルネッサンス様式、バロック様式等、歴史情緒あふれる建造物が、まだ数多く残されています。1994年には、首都ヴィリニュスの旧市街がユネスコの世界文化遺産にも登録されました。
昔の人々はヘンルーダに神秘的な雰囲気を感じていたようで、この花を魔よけに使ったり、乾燥したものを精神の病の治療に使ったりしてきました。古代ローマではヘンルーダが視力アップによいとされ、「眼鏡のハーブ」という別名で呼ばれていたことも。これを信じた画家がヘンルーダを大量に食べたという逸話も残っています。
しかしヘンルーダは苦味が強烈で、お世辞にもおいしいとは言えない植物なのだそう。視力のためとは言え、その画家は相当苦労して食べたのでしょうね。
「ヘンルーダ」という呼び名はオランダ語から来たもので、英語では「ルー」(rue)あるいは「コモンルー」(common rue)とも呼ばれています。英語の「rue」には「罪を悔いる、物事を後悔する」という意味があり、これがそのままヘンルーダの花言葉にもなっています。
この花言葉はシェイクスピアの悲劇『ハムレット』に登場することでも有名。罪を悔いる、というとなんだかネガティブなイメージですが、昔の人々は悔いあらためる姿勢は神様の恵みだとして、ヘンルーダを「恵みの草」を呼んでありがたがっていたのだそうですよ。
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