こんにちは、ナホです。最近肌荒れが気になるので、美肌にきくというローズヒップティーをよく飲んでいます。
このローズヒップ、実はルーマニアの国花にもなっているドッグローズというバラの果実。豊かな香りと小ぶりで端正な見た目で、園芸愛好家の間でも人気の種類なのだそうですよ。
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こんにちは、ナホです。最近肌荒れが気になるので、美肌にきくというローズヒップティーをよく飲んでいます。
このローズヒップ、実はルーマニアの国花にもなっているドッグローズというバラの果実。豊かな香りと小ぶりで端正な見た目で、園芸愛好家の間でも人気の種類なのだそうですよ。
ドッグローズはバラの仲間。野バラといえばピンとくる人もいるかもしれません。バラはルーマニア国民の間で古くから親しまれている花で、鑑賞用としてはもちろんのこと、ジャムやジュースなどにして食用としても用いられてきました。
詩人・ゲーテが書いた『野ばら』の詩のモデルは、実はドッグローズだと言われています。シューベルトやベートーヴェンなど当時の音楽家がこぞって曲をつけ、いくつもの『野ばら』が生まれたのは有名な話です。
このドッグローズ、注目すべきは美しい花だけではありません。美容効果があるという果実・ローズヒップは、美容に敏感な人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。ローズヒップを乾かしたものから淹れたお茶にはビタミンCが豊富に含まれており、美肌をサポートすると言われています。
しかし、どうして野ばらに「ドッグローズ」などという名前がついたのか、不思議ですよね。一説にはヨーロッパで狂犬病が大流行した際に、この植物で消毒すると感染しないと信じられていたことから名づけられたそうなんです。
実際にドッグローズには殺菌・抗菌効果があるとされ、ニキビ対策用の化粧品などに使われることも多いのだとか。科学の発達していない時代にドッグローズのもつこのような効果に気づいていた昔の人たちは、スゴいですね。
ここまでずっと「ドッグローズ」としてご説明してきましたが、この名前はあくまでも英語名。ルーマニア語では学名でも「rosa canina(ロサ・カニナ)」と呼ばれるのが一般的なのだそうです。
とはいえ1990年代に英語教育が導入されたルーマニアでは英語がかなり浸透しており、若い世代には十分に通じる言語となっています。「dog rose」と言っても普通に通じる日も近いのかもしれませんね。
英語でのドッグローズの別名として、「Wild rose」というものもあります。ツタのように茎をからませて高い木によじのぼっていく姿が、勇敢に見えたからかもしれません。茎には細かいトゲがたくさんあるので、触れるときは指を傷つけないよう注意しましょう。
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