フィリピンでは、フィリピン語(タガログ語)と英語が公用語として定められており、学校においてもこの2つの言語を使いこなせるように教育されます。フィリピンは、アメリカ、イギリスに次いで、世界で3番目に英語を話す人口が多い国です。したがって、フィリピンでは英語で事業を展開できますが、フィリピン語への翻訳やローカライズが必要になる場合もあります。そこで、フィリピンでのビジネス展開におけるフィリピン語のニーズについてお伝えしていきます。
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フィリピンでは、フィリピン語(タガログ語)と英語が公用語として定められており、学校においてもこの2つの言語を使いこなせるように教育されます。フィリピンは、アメリカ、イギリスに次いで、世界で3番目に英語を話す人口が多い国です。したがって、フィリピンでは英語で事業を展開できますが、フィリピン語への翻訳やローカライズが必要になる場合もあります。そこで、フィリピンでのビジネス展開におけるフィリピン語のニーズについてお伝えしていきます。
日本の約8割にあたる国土面積を持つフィリピンには、7,000を超える島々が存在します。フィリピンの母国語はフィリピン語ですが、公用語はフィリピン語と英語です。その他、地域ごとに異なる言語が使われており、その数は80にものぼります。なかでも、認知度の高いタガログ語はフィリピンの代表言語で、元々首都のマニラ付近で使われていたのが、テレビ・ラジオなどのメディアを通じて全土に広がったものです。
一方、英語は地域ごとに異なる言語を話すフィリピン人のコミュニケーションツールとして、また、国家をまとめるにあたっても大きな役割を果たしています。先述のように、学校でもフィリピン語と英語の2言語を教えており、フィリピンでは英語を話すことはごく一般的なことです。それにより、アジアにおける英語の普及率が高い貴重な国として、注目が集まっています。
1. ビジネス英語能力の高さ
グローバル企業が海外に拠点を置く際の指標として、非ネイティブスピーカーの実際的なビジネス英語能力を国別に評価する「ビジネス英語指数(BEI/Business English Index)」があります。Global English(グローバルイングリッシュ)社による2013年版のBEIでは、フィリピンは最上位に入っています。
2. 物価の安さ
フィリピンの物価は、目安として日本の3分の1程度です。物価の安さは、ビジネスを展開するためのオフィスや工場の賃貸、現地での従業員の雇用などに大きく関係してきます。また、日本からの駐在スタッフの生活費をかなり抑えられるという利点もあります。
3. 日本からの距離
日本とフィリピンの時差は1時間です。東京、大阪、名古屋などの主要都市からマニラまでのフライト時間は約4時間、マニラやセブへは直行便もあります。現地拠点と日本とを行き来する際、物理的な距離の近さは大きな利点になるでしょう。
フィリピンで事業を展開する場合、各種契約書や申告書、定款、就業規則などの専門文書をはじめ、会社設立、労務、税務からM&Aまで、様々な書類が必要になります。英語を公用語としているフィリピンでは、公的文書の多くは英語で通用しますが、ときにはフィリピン語版の翻訳が求められるケースもあります。
例えば、現地で雇用する従業員との契約書や就業規則には、英語版とフィリピン語版の両方を用意したいところです。英語での会話はできても読み書きは苦手なフィリピン人もいます。「書類の言葉がわからなかった」といった理由でトラブルが起きる可能性もあります。わかりやすく明確な翻訳でビジネスを展開していくことは、フィリピンでの成功の鍵の1つと言えるでしょう。
世界で3番目に英語を話す人口が多い国であり、アジアに位置するという地理的条件からも、日本企業がビジネスを展開していくにあたり、重要な拠点となっていくであろうフィリピン。フィリピン語のニーズはますます高まっていくことが考えられますので、対応できるようにしておくと利点が多いでしょう。
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