ビジネスのグローバル化にともない、海外の国や企業などとのやり取りの頻度が増し、契約書や各種申請書のような法律書類の翻訳の需要が高まっています。
重要な内容・用途に使われる法律書類の翻訳には、最高レベルの品質が求められます。正確な翻訳に加え、書類が使われる国において、翻訳版が法律書類として正式に機能するものでなければなりません。
語学的スキル以上のものが求められる法律分野の翻訳のノウハウを紹介します。
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ビジネスのグローバル化にともない、海外の国や企業などとのやり取りの頻度が増し、契約書や各種申請書のような法律書類の翻訳の需要が高まっています。
重要な内容・用途に使われる法律書類の翻訳には、最高レベルの品質が求められます。正確な翻訳に加え、書類が使われる国において、翻訳版が法律書類として正式に機能するものでなければなりません。
語学的スキル以上のものが求められる法律分野の翻訳のノウハウを紹介します。
ビジネスの海外進出や拡大には、契約書などの法務書類がつきものです。契約書だけを考えても、代理店契約・販売店契約、ライセンス契約、知的財産権契約、賃貸借契約など、業務内容によって必要となる契約書には様々な種類があります。契約書の他にも、会社定款や株主総会議事録、社内規則などの翻訳もあります。また、現地での事業の展開ステップに応じて、法的書類の翻訳が随時求められていきます。
こうした海外での円滑なビジネス展開には、法律書類の翻訳に迅速に対応できることが重要です。
通常、翻訳者は法律、医療、機械、コンテンツなど、得意とする専門分野を持っています。分野ごとに注意点や特徴がありますが、契約書などの法律分野の翻訳は、他の分野と比べて表現のバリエーションが限られています。法律自体が、誰が読んでも解釈に差が出ないよう、厳格に定義された用語で構成されているからです。
一貫して使用される表現の知識は、法律分野の翻訳にはなくてはならないものです。例えば、「agreement」という単語ひとつを取ってみても、その訳語は「同意」「合意」「契約」「契約書」「差入書」「承諾」など多くありますが、その都度最適な訳語を使い分けることが必要になります。原文を正確に理解し、それを定義に基づいて翻訳言語に反映していく作業は、法律分野の知識と経験を兼ね備えた翻訳者のなせる業なのです。
法律書類独自の用語や表現に加え、注意が必要なのが「書式」です。正確に訳されていても、最終的な書式がその国の通常のものと異なることで、法律書類として正式に認められない、ということも出てきます。
例えば、日本では個人であれ会社であれ、契約には印鑑が必須です。印鑑のない契約は成り立たないと言っても過言はないでしょう。しかし、この印鑑は日本独自の風習であり、諸外国では手書きの署名が印鑑と同等の効力を持ちます。日本国内とは勝手が違う海外で、法律書類の翻訳が正式に機能するためには、その書式にも細心の注意が要されるのです。
法律分野の翻訳は、スキル、経験などの面からも高いレベルが求められる分野です。翻訳ミスや曖昧さは、後々問題を引き起こす危険性があり、ビジネスの失敗にもつながりかねません。だからこそ、法律分野の翻訳は、知識と経験を積み上げた百戦錬磨の翻訳者の出番なのです。
アークコミュニケーションズの翻訳サービスは、ネイティブ翻訳が基本。合格率5%という厳しいトライアルに合格した200名以上のネイティブの翻訳者が在籍しています。言語能力だけではなく各専門分野の知識やビジネススキルを兼ね備えているので、お客様企業の事業やニーズにマッチした高品質な翻訳を提供できます。
翻訳にお困りでしたらアークコミュニケーションズにお声がけください。些細な内容でもご相談いただければ、ご要望に寄り添った適切なソリューションをご提案いたします。
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