【英語で『それは嬉しいオマケだね!』ってどう言うの?】
April 7, 2017
英語ネイティブに聞いた、おいしいものグルメ表現集。
翻訳と英文事務をしているミサキです。
今日は派遣勤務先で同僚たちと映画の話題で盛り上がっていたのです。...が、なぜか途中からお菓子の話題みたいに...!?
話題がおかしな方向になってます!?
きっかけは有名俳優のカメオ出演!?
その映画は最近の話題作で、ある名作映画のオマージュ映画。面白いというだけでなくキャスティングがよく練られています。
オリジナルに出演していた主人公二人が老夫婦役でちょっとだけカメオ出演していて大興奮。
その話を聞いた同僚、"That's the cherry on top!" (それは飾りのチェリーだね!)と言い出しました。...お菓子の話じゃないんですけど?
"Yeah, it's the icing on the cake." (ケーキの砂糖衣だわね。)もう一人の同僚まで...
お菓子な表現、いろいろ。
さらに同僚たちの話題はどんどんお菓子寄せに。
"They are the cream of the cream in the film industry." (映画業界のクリームのクリームだね)だの "Yeah, the cream of the crop." (そうね、穀物のクリームだわ)だの。 ちょっとちょっと、説明して!
ネイティブの同僚たちによると、これらの表現はみんなお菓子を使った比喩だそう。ケーキのチェリー、とかケーキの砂糖衣=アイシングは「嬉しいオマケ」や「ボーナス」を意味するそう。
また「クリームの中のクリーム」という表現は "crème de la crème" というフランス語からきた「トップ中のトップ=超一流」のこと。
"cream of the crop" は「穀物クリーム」じゃなくて「採れた作物のうちで一番出来がいいもの=特級・トップクラス」のことなんだそうです。
ヨーロッパの酪農文化が言語にも...!
もともと酪農が生活の大きなウェイトを占めていたヨーロッパ言語では「牛乳」はとても大事なもの、良いもの、という意味があるそう。その牛乳の中でも上澄みに浮かび上がる "cream" には「最上級品」「上流階級」「エリート」という意味があるのだそうです。
なるほど、酪農文化ねぇ。稲作文化の日本にもそういう表現て、あったかしら?
...餅は餅屋、絵に描いた餅、焼き餅焼き、実るほど頭を下げる稲穂かな...あ、意外といっぱいあるなぁ。 そうそうこの季節は、花より団子、もありますしね!
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