こんにちは、お笑い番組を見るのが大好きなナホです。
お笑いの元祖と言えば、数々のコメディ映画の名作で知られ、「喜劇王」と呼ばれたチャールズ・チャップリン。彼の知られざる素顔と、作品に込められた思いに迫ってみました。
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こんにちは、お笑い番組を見るのが大好きなナホです。
お笑いの元祖と言えば、数々のコメディ映画の名作で知られ、「喜劇王」と呼ばれたチャールズ・チャップリン。彼の知られざる素顔と、作品に込められた思いに迫ってみました。
チャールズ・チャップリンは1889年、イギリスのロンドンで生まれました。両親ともに音楽に造詣が深く、母からは後の作風にも影響するパントマイムをよく教わっていたのだとか。
そんなチャップリンの初舞台は、体調不良で舞台に立てなくなった母の代役。舞台裏で母親の友人を笑わせているチャップリンを見ていた支配人が急遽出演させたものでしたが、英語の歌を披露したその日の公演は、大成功に終わったのだそうです。
これに味をしめてか、チャップリンはさまざまな劇団を渡り歩いてキャリアを積んでいきました。そしてついに、1913年の巡業の際に映画プロデューサーに見出され、アメリカでも有名な映画スタジオだったキーストン社に入社。 翌年には『成功争ひ』に出演し、その後は『ヴェニスの子供自動車競走』や『独裁者』などのグローバルにも有名な作品を次々と世に送り出していきました。
チャップリンは、人並みはずれた完璧主義者としても知られています。数秒のシーンで100テイク撮り直すのは当たり前。『街の灯』冒頭の花売り娘との出会いのシーンでは、3分ほどのシーンになんと342回ものNGを出したそうです。
また幼い頃に母から教わったパントマイムの影響もあり、サイレント映画へのこだわりも強く、大半がトーキー(サウンド)映画という時代になっても、必要最低限しかトーキーを使わない作風を貫きました。
しかし彼は決してサイレントに固執していたわけではなく、そぐわない声によって本来の作品の世界観が損なわれるのを恐れていたという見方のほうが、現在では優勢。その証拠にチャップリンは音楽家としての活動も精力的に行い、自身の音楽会社で伴奏音楽をレコーディングしているのです。
チャップリンと言えば、やはりそのユーモアの裏に隠された反骨精神や、時代を読む観察眼が有名でしょう。初期は山高帽にちょびひげ、ステッキという風貌の、英語で"The Little Tramp(小さな放浪者)"と呼ばれる役柄を演じ、これは彼のトレードマークとも言えるレベルまで定着しました。
ホームレスなのに紳士としてふるまう役柄を通じて当時のブルジョワ階級をからかった作風は、権力者がはびこる当時の政府に飽き飽きしていた民衆たちの心をつかみ、絶大な支持を得たのです。
その後チャップリンの作品の世界観は単なる世相への風刺にとどまらず、人間の内面や社会全体のゆがみに問いを投げかけるまでに発展。とりわけナチス・ドイツのヒトラーを批判した『独裁者』や、反戦への強いメッセージが込められた『殺人狂時代』は、彼の代表作として世界各国語に翻訳され、今に語り継がれています。
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