こんにちは、英語の勉強をはじめて半年が経ったナホです。
英単語の起源を調べていくと、ラテン語、フランス語など違う国の言葉にたどり着くことが多いです。アメリカのウィスコンシン州の州名も、もともとはフランス語から来たものだったのだそう。日本との関わりも深いこの州について、調べてみました。
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こんにちは、英語の勉強をはじめて半年が経ったナホです。
英単語の起源を調べていくと、ラテン語、フランス語など違う国の言葉にたどり着くことが多いです。アメリカのウィスコンシン州の州名も、もともとはフランス語から来たものだったのだそう。日本との関わりも深いこの州について、調べてみました。
北にスペリオル湖、東にミシガン湖を抱く自然豊かなウィスコンシン州。英語では "The Badger State(アナグマの州)"という別名でも呼ばれています。
かつて鉛の生産地として栄えたこの州の鉱山では、坑道を作るためにたくさんの炭鉱夫が働いていました。長時間に及ぶ作業に対応するため、炭鉱夫とその家族は現場に住むことも多かったのだとか。その様子が巣穴にこもっているアナグマに似ているということから、アナグマは州のシンボルにもなりました。
ちなみに英語でアナグマをあらわす"badger"は、名詞だけでなく動詞としても使える単語。動詞では「しつこく言う」という意味になり、"Stop badgering me!(しつこく言うのはやめて!)"のように使われます。
州名の「ウィスコンシン」を英語で書くと"Wisconsin"ですが、このつづりはもともとフランス語読みの"Ouisconsin"だったと言われています。17世紀にこの地を訪れたフランス人の探検家ジャック・マルケット氏が、目前に流れる川(現在のウィスコンシン川)を見て名付けたことがきっかけ。
"Ouisconsin"は「赤い岩の川」という意味を持ちますが、実際にウィスコンシン川沿いには「ウィスコンシン・デル」と呼ばれる赤みを帯びた砂岩がたくさん散らばっているのだそうです。
ウィスコンシン州は日本とさまざまな関わりのある地域でもあります。良質な小麦が大量に収穫されるこの地は、その小麦でつくられるビールでも有名な地。その技術の高さは1958年当時の日本にまで知れわたり、サッポロビールが世界でおいしいビールを生産する3都市として「ミュンヘン、札幌、ミルウォーキー(ウィスコンシン州南東部にある街)」といううたい文句をコマーシャルで流したこともあるほどです。
ほかにも1990年には、千葉県とウィスコンシン州が姉妹都市として提携。これには醤油メーカーのキッコーマンがウィスコンシン州に工場を建てたということが大きく影響したと言われています。両都市の交流はその後も続き、2004年には民間姉妹交流組織「千葉ウィスコンシン協会」がウィスコンシン州に設立されるまでになりました。
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