こんにちは、音楽とグルメが大好きなナホです。
アメリカのミズーリ州は、高級ステーキと本格ジャズが同時に楽しめる夢のような場所。世界中の人々の注目を集める2つの文化が根づいた背景について、調べてみました。
Close
こんにちは、音楽とグルメが大好きなナホです。
アメリカのミズーリ州は、高級ステーキと本格ジャズが同時に楽しめる夢のような場所。世界中の人々の注目を集める2つの文化が根づいた背景について、調べてみました。
古くから畜産で栄えてきたミズーリ州は高級ステーキでも有名な地で、英語では"cowtown(肉牛の町)"という別名があるほどなんです。州内のレストランで出されるステーキはショートロインという腰の部分の肉で、ステーキにもっとも適した部位。
ショートロインを使ったステーキは「ストリップ・ステーキ」と呼ばれ、ミズーリの名物になっています。カンザスシティの有名ステーキ店「ゴールデン・オックス」をはじめ州内の多数のお店で楽しめるので、これを目当てにミズーリを訪れる観光客もたくさんいるのだとか。
ミズーリ州はステーキのほかに独自のバーベキュースタイルを確立した地としても知られ、英語で"BBQ Capital of the World(世界のバーベキューの都)"とも呼ばれています。 カンザスにバーベキューの文化を最初に持ち込んだのは、19世紀後半に南部から移住してきたアフリカ系の人々。肉の加工技術にすぐれた彼らは生肉業を生業とするようになり、その結果安くて良質の肉を仕入れるルートが確保されていったのです。
ミズーリ州のバーベキューは、蜂蜜を加えたコクのあるソースを肉にすり込んで、低温でじっくりスモークするのが特徴。ヒッコリー材を使って長時間スモークするから、香りもよいのだそう。ソースの製法やスモークの方法にはお店ごとにこだわりがあるというから、観光に訪れた際にはいろいろなお店で食べ比べをするのもいいかもしれません。
古くからナイトクラブでジャズが演奏され、才能あるジャズ・ミュージシャンが生まれてきたアメリカ。しかし1930年代には禁酒法によってクラブの経営が立ち行かなくなり、その流れが途絶えた時期もありました。
そんな情勢の中でもアルコールに寛容であり続けたミズーリ州は、当時ナイトクラブを自由に運営できる数少ない場所でした。ミュージシャンや音楽好きは自然とこの地に集まるようになり、「カンザスシティ・ジャズ」と呼ばれる独自の音楽文化が形成されていくことに。 グローバルにも人気を誇るジャズ・ミュージシャンのチャーリー・パーカーもこの州の出身で、幼い頃に聴いたカンザスシティ・ジャズに多大な影響を受けたのだとか。
このようなジャズ文化は音楽業界以外のクリエイターも魅了し、ミズーリ州出身の映画監督ロバート・アルトマンはカンザスシティ・ジャズの時代を描いた映画『カンザスシティ』を制作しました。この映画は日本語にも翻訳され、親しまれています。
アークコミュニケーションズの翻訳サービスは、ネイティブ翻訳が基本。合格率5%という厳しいトライアルに合格した200名以上のネイティブの翻訳者が在籍しています。言語能力だけではなく各専門分野の知識やビジネススキルを兼ね備えているので、お客様企業の事業やニーズにマッチした高品質な翻訳を提供できます。
日英翻訳、英日翻訳などの英語翻訳にお困りでしたらアークコミュニケーションズにお声がけください。些細な内容でもご相談いただければ、ご要望に寄り添った適切なソリューションをご提案いたします。
本サイト(www.arc-c.jp)は、快適にご利用いただくためにクッキー(Cookie)を使用しております。
Cookieの使用に同意いただける場合は「同意する」ボタンを押してください。
なお本サイトのCookie使用については、「プライバシーポリシー」をご覧ください。