こんにちは、辛いものが大好きなナホです。
多くの激辛料理にはトウガラシが使われていますが、実はアメリカのニューメキシコ州は州の野菜にこのトウガラシを採用しているんです。その理由は「ニューメキシコ」の名の通り、メキシコとスペインの文化に影響を受けた風土にありました。
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こんにちは、辛いものが大好きなナホです。
多くの激辛料理にはトウガラシが使われていますが、実はアメリカのニューメキシコ州は州の野菜にこのトウガラシを採用しているんです。その理由は「ニューメキシコ」の名の通り、メキシコとスペインの文化に影響を受けた風土にありました。
ニューメキシコ州は、アメリカ本土の南西部に位置する州。自然に囲まれた美しい景観から、英語で"Land of Enchantment(魅惑・魔法の土地)"とも呼ばれています。
気候は雨が少ないのが特徴で、1年のうち340日は太陽の光の恩恵を受けられるとも言われるほど。国内随一の美しい自然が育まれるのも、このような気候条件がなせる業かもしれませんね。
ただし同じ州内でも地域によってかなりの気温差があり、南東部の年間平均気温が18℃であるのに対し、北部山岳部の年間平均気温は4℃足らず。夏になるとメキシコ湾から湿った季節風が入り込んでにわか雨を降らせることもあり、不安定な天気が続きます。 観光に行くときにはこういった変わりやすい気候にも対応できるよう、服装や体調管理に注意が必要ですね。
アメリカには州名の頭に「ニュー」が付く州はいくつかありますが、これらの意味を読み解くヒントは「ニュー」に続く地名にあります。 たとえばニュージャージー州やニューハンプシャー州は、イギリスのジャージーやハンプシャーに関係深い地。これと同じようにニューメキシコ州は南に隣接する国であるメキシコとの関係が深く、言語や文化などでもメキシコから多くの影響を受けているのです。
メキシコはその歴史からスペイン文化が色濃く残っている国ですが、ニューメキシコ州でも州民の約28%がスペイン語を話しているという結果が出ています(2000年の調査より)。選挙の投票用紙にも英語とスペイン語の2か国語が印刷されており、スペイン語は実質的には"第二の公用語"と言っても過言ではありません。
またスペインの名物であるフラメンコを披露するイベント「アルバカーキ国際フラメンコ・フェスティバル」が毎年開催されていたり、名産品であるトウガラシが州の野菜に認定されていたりと、さまざまなところで共通点が見られます。
ニューメキシコ州の食文化は、もともとこの地に住んでいたネイティブ・アメリカンの文化とスペイン文化とが入り交じったもの。サルサやトルティーヤ、ブリトーなどの州の伝統料理は「ニューメキシコ料理」として、ひとつのジャンルを形成しているほどなんです。
州の野菜であるトウガラシについては、まだ熟していない青トウガラシと熟しきった赤トウガラシの両方を使い分けるため、お店では"Red or Green?"という英語の質問が定番になっているのだとか。
品種にもよりますが、青トウガラシは赤トウガラシの10倍もの辛さと言われるほどの激辛食材。ニューメキシコ州の人々は細かく刻んでシチューに入れたり、中にチーズを入れて揚げ物にしたりして楽しんでいるそうですよ。
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