こんにちは、最近とある起業家の方に取材に行ったナホです。
事業を起こすというのは本当に大変なことなんですよね。アメリカのデラウェア州は州をあげてそんな起業家たちを応援しており、世界を舞台にグローバルな活躍をする多数の企業が拠点を置いているのだとか。会社設立や経営がしやすいと人気が高いこの地の秘密を探ってみました。
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こんにちは、最近とある起業家の方に取材に行ったナホです。
事業を起こすというのは本当に大変なことなんですよね。アメリカのデラウェア州は州をあげてそんな起業家たちを応援しており、世界を舞台にグローバルな活躍をする多数の企業が拠点を置いているのだとか。会社設立や経営がしやすいと人気が高いこの地の秘密を探ってみました。
デラウェア州は合衆国で最初にアメリカ合衆国憲法の批准を行った州であることから、英語で"first state"とも呼ばれています。この日は記念すべきものとして州旗にも記されるほど。
デラウェア州の州旗はくすんだ水色をしていますが、これは憲法批准当時の将軍だったジョージ・ワシントンが着用していた制服の色だとされています。中央に描かれた農夫と牛、そして小麦やとうもろこしなどの作物は、この州が当初農業や畜産で成長してきたことのあらわれです。
当時とはうってかわって、現在のデラウェア州は会社設立や経営がしやすい州として有名。世界中のグローバル企業が営業所や登記上の本社を置いています。日本アイ・ビー・エムの親会社であるIBMワールド・トレード・コーポレーション、生命保険会社のアリコ(アメリカン・ライフ・インシュアランスカンパニー)など、日本でも知られる企業も多数あります。
デラウェア州には独自の会社法があるのですが、この会社法はほかの国のものに比べて非常に先進的なことで知られています。現地に事務所を構える必要がないことはもちろん、非居住者でも税制上の優遇措置を受けられます。また、他国でのみ営業する会社の場合はその国でのみ納税をすればよく、節税の効果もあります。資本金の下限がないので、会社設立のハードルも下がります。
多くの会社が設立されているということは、それだけサンプルが多いということでもあります。特に判例が多いのは、経営者として見逃せないメリット。会社経営において無意識のうちにも違法行為をしてしまうことは、企業生命にかかわります。判例は具体的にどういったことが違法になるのかを見極める材料になるので、リスクヘッジにもなるというわけです。
デラウェア州は、未来の企業家を育てる教育にも積極的な州です。グローバル化が進む現代のビジネスシーンに適応するためには異文化に対する理解が必須だとして、英語のほかにスペイン語か中国語を選択し、て2か国語を学ぶ生徒を3倍以上に増やす計画に年190万ドル(約2億1000万円)の予算を組み込んでいます。
学校によってはフランス語や日本語を選択できることもあり、進学するためにはこれらの言語を十分に習得しなければなりません。アルファベットを使わない日本語はアメリカ人にとって習得が難しい言語ですが、それだけにコースで学ぶ生徒たちのモチベーションはとても高いのだそう。
日本に住む私たちも世界を舞台にビジネスや文化交流ができるよう、語学の勉強に励みたいものですね。
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