他業界から転職してきた駆け出しのユッチです。同僚のナホさんが書いているブログ記事「ラオスの国花・プルメリア」を読んでいたら、花に興味が湧いてきました。
仏像が好きな友人の付き合いで、上野の東京国立博物館に行ってきました。帰り際、天気が良かったので、ハスの名所として有名な不忍池のほとりを散歩したのですが、友人の話だと、仏像の台座はハスをモチーフにしているのだとか。いろいろと調べてみたところ、ハスは仏教発祥の国・インドの国花なのだそうです!
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他業界から転職してきた駆け出しのユッチです。同僚のナホさんが書いているブログ記事「ラオスの国花・プルメリア」を読んでいたら、花に興味が湧いてきました。
仏像が好きな友人の付き合いで、上野の東京国立博物館に行ってきました。帰り際、天気が良かったので、ハスの名所として有名な不忍池のほとりを散歩したのですが、友人の話だと、仏像の台座はハスをモチーフにしているのだとか。いろいろと調べてみたところ、ハスは仏教発祥の国・インドの国花なのだそうです!
仏教やヒンドゥー教の発祥の地であるインドの国花は、見た目にも神秘的なハスの花だそうです。花やガーデニング情報が満載のWebサイト「horti」によると、仏教においてハスは知性や慈悲の象徴とされ、死後の極楽浄土に咲く花として親しまれているとのことです。
また、インドでは特に信者が多いヒンドゥー教でも、泥の中から茎を伸ばして花を咲かせるハスの様子が、清らかに生きることの象徴として、その神話や経典の中にたびたび登場するのだとか。そんな宗教的背景から、ハスの花はインドだけでなく、ベトナム、スリランカの国花にもなっているそうです。ハスの花のどことなくエキゾチックで、神秘的な印象は、仏教やヒンドゥー教の世界観によるものなのでしょうか。もう少し詳しく調べてみることにしました。
「みんなの花図鑑」Webサイトによると、ハスは、泥の中に根を張りながら、水の上に凛とした美しい花と葉を広げることから、清らかさや聖性のシンボルとして称えられるとのことです。「Sakiyomi torivia.com」で見つけた説明によれば、ハスは泥水がなければ大きな花を咲かせることができず、きれいな水の中だと小さな花しか咲かせることができないとも言われているそうです。これは、お釈迦様の言葉「人生は苦しみである。苦しみなしでは、人は悟ることはできない」につながるのだとか。ハスの花が伝えるメッセージ、なかなか奥が深いですね。さらに、ハスは開花から4日ほどで花びらを一枚一枚失いながら散るそうで、そのはかない姿から「離れ行く愛」という花言葉が生まれたのだとか。こちらも心にしみるメッセージですね。
インドの神様について詳しく説明されているWebサイト「天竺奇譚」によると、インドのヴィーナスとも呼ばれる美と富の女神ラクシュミー(Lakshmi)は、両手に赤いハスの花を持ってハスの花の上にいるそうです。また別名である「パドマー」は、サンスクリット語の「ハス」の意味にあたるのだとか。インドには、ラクシュミーが盛大にまつられる「ディワーリー(Diwari)」と呼ばれるお祭りがあり、一晩中光を灯して、ラクシュミーを家に招き入れ、幸運と富と家族円満を願うそうです。
ハスは英語にすると「Lotus」ですが、インドのデリーにはその名も「ロータス・テンプル」というハスの形をしたお寺があるそうです。真っ白の大理石で造られているとのことで、写真で見ても素敵です。また、ハスの根であるレンコンは、日本と同様にインドでも家庭の食卓にあがるそうです。野菜を炒めて蒸し煮にした料理は「サブジ」と呼ばれ、レンコンのサブジはインドの一般的なおかずのひとつのようです。
ハスの花は、インドの人々の生活に根付き、愛されているだけでなく、とても深い意味を持っていることがわかりました。泥水を糧に美しい花を咲かせるというハスの花に、私もなんだか元気づけられました。
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