こんにちは、秋はスポーツ観戦に出かけたくなるナホです。
野球・バスケットボール・アイスホッケー・アメフトは世界の4大スポーツとも言われますが、この4つを堪能できるのが米イリノイ州の都市・シカゴ。やはりスポーツ観戦が好きな住民が多く、シーズンともなれば町中が熱気に包まれるそうですよ。そんなシカゴには、シカゴ・ブルースの本場として多くのミュージシャンを輩出し、世界中の人々を魅了してきた音楽都市としての一面も。今回はシカゴを中心に、イリノイ州の多様な魅力に迫ります。
Close
こんにちは、秋はスポーツ観戦に出かけたくなるナホです。
野球・バスケットボール・アイスホッケー・アメフトは世界の4大スポーツとも言われますが、この4つを堪能できるのが米イリノイ州の都市・シカゴ。やはりスポーツ観戦が好きな住民が多く、シーズンともなれば町中が熱気に包まれるそうですよ。そんなシカゴには、シカゴ・ブルースの本場として多くのミュージシャンを輩出し、世界中の人々を魅了してきた音楽都市としての一面も。今回はシカゴを中心に、イリノイ州の多様な魅力に迫ります。
イリノイ州は大統領になる大物たちのゆかりの地。第16代大統領のリンカーンが長年イリノイ州に住んでいたことに加え、レーガン大統領、オバマ大統領もこの地から選出された大統領です。
このことと相関関係があるかどうかは定かではありませんが、イリノイ州はアメリカ50州の中でも合衆国全体への思い入れが強い州。州章には垂れ幕のようなものをくわえたワシがデザインされているのですが、その垂れ幕には英語で「National Union(国家の団結)」という言葉が書かれています。
また、ワシの足下にある盾に刻まれた13個の星と13本の紅白のしまは、初期のアメリカ合衆国13州の一員であったことの証。なかでも一番大きな都市であるシカゴにはモトローラ、ボーイングといった誰もが知る企業も数多くあります。また、シカゴ空港はJALやANAの定期便も就航しており、まさにアメリカにとっての世界への玄関口。名実ともに、国を支える重要な州なのですね。
このようにビジネスの拠点としても名高いシカゴですが、数多くのスポーツチームが集う街としても有名です。
野球では2012年に福留孝介選手が在籍したアメリカンリーグのシカゴ・ホワイトソックスやカブス、バスケットボールではあのマイケル・ジョーダンが在籍していたこともあるNBAのシカゴ・ブルズなどがその代表。ほかにも歴史の長いアイスホッケーチームのシカゴ・ブラックホークスやアメフトチームのベアーズなどもシーズンにはシカゴのスタジアムで熱戦を繰り広げています。
このような環境なので、スポーツ観戦好きな州民が多くなるのも必然。街にはたくさんのスポーツバーが建ち並び、初対面でもスポーツの話題を通じて仲良くなることがよくあるのだそうです。人種や国籍を超えてさまざまな人が集まるので、英語をはじめとする外国語のトレーニングにもピッタリですね。
シカゴはジャズやブルースのミュージシャンが集う街でもあります。アメリカでは20世紀初頭から中ごろにかけ、仕事が少なく人種差別の根強い南部から北部へ多くのアフリカ系住民が移住しました。こうした人々が多く集まったシカゴでは、第二次世界大戦後にエレキギターを取り入れたバンド編成のシカゴ・ブルースが誕生し、オーティス・ラッシュやバディ・ガイらのスターが活躍しました。映画『ブルース・ブラザーズ(The Blues Brothers)』もシカゴ周辺が舞台ですね。
そんなシカゴにまつわるブルースの名曲といえば、ロバート・ジョンソンの「スウィート・ホーム・シカゴ(Sweet Home Chicago)」。オバマ元大統領がイベントで歌ったほどポピュラーな曲ですが、実は歌詞の結びが2種類あります。1つはジョンソンが歌った「Back to the land of California, to my sweet home Chicago」、もう1つは「To the same old place, sweet home Chicago」。なぜでしょうか。
実は、これほど有名な曲でありながらジョンソンが歌った「the land of California」の意味について、はっきりとした結論が出ていないのです。元の歌詞はそのままでは「カリフォルニア州の俺の故郷、シカゴに帰ろう」となり、意味が通りません。そのためか、後の時代では歌詞が変更され、「昔なじみの故郷、シカゴに帰ろう」と歌われることが増えたというわけです。
なお、現在では「the land of California」がカリフォルニア州ではなく「お金が儲かる場所」の隠語という説、またシカゴはシカゴでもカリフォルニア州のポート・シカゴという別の町を歌ったという説など、ジョンソンの意図については諸説あります。翻訳に限らず、文字通り解釈しても理解できない表現にぶつかった時は背景事情をよく調べ、想像を巡らせる事も重要だといえるでしょう。
イリノイ州にはハンバーガー大学という一風変わった名前の大学があります。大学名の「ハンバーガー」は、もちろん私たちもよく知っているファースト・フードのハンバーガー。いったい何を勉強するところなのかと、興味がわきますよね。
実はイリノイ州は、日本にもたくさんあるマクドナルドの一号店がある地としても有名な場所。ハンバーガー大学はマクドナルドが従業員の教育のためにつくった大学だったのです。このハンバーガー大学はその後世界各国につくられ、中国では名門のハーバード大学を超える競争率をたたき出したこともあったのだとか。
それにしても、研修のために大学を設立してしまう企業なんて、世界中を見わたしてもそう多くはないもの。人材の育成にそれほどのコストをかけたからこそ、現在のマクドナルドのグローバルな活躍があるのかもしれませんね。
アークコミュニケーションズの翻訳サービスは、ネイティブ翻訳が基本。合格率5%という厳しいトライアルに合格した200名以上のネイティブの翻訳者が在籍しています。言語能力だけではなく各専門分野の知識やビジネススキルを兼ね備えているので、お客様企業の事業やニーズにマッチした高品質な翻訳を提供できます。
日英翻訳、英日翻訳などの英語翻訳にお困りでしたらアークコミュニケーションズにお声がけください。些細な内容でもご相談いただければ、ご要望に寄り添った適切なソリューションをご提案いたします。
本サイト(www.arc-c.jp)は、快適にご利用いただくためにクッキー(Cookie)を使用しております。
Cookieの使用に同意いただける場合は「同意する」ボタンを押してください。
なお本サイトのCookie使用については、「プライバシーポリシー」をご覧ください。