こんにちは、毎食白いお米は欠かせないナホです。
お米と言えば日本産、と思っている方も多いかもしれませんが、実はアメリカの精米技術は世界随一と評判のおいしさ。中でもアーカンソー州は、国内1の生産量を誇るアメリカの"米どころ"なんです。
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こんにちは、毎食白いお米は欠かせないナホです。
お米と言えば日本産、と思っている方も多いかもしれませんが、実はアメリカの精米技術は世界随一と評判のおいしさ。中でもアーカンソー州は、国内1の生産量を誇るアメリカの"米どころ"なんです。
アメリカ南部にあるアーカンソー州は、公式の英語のニックネームである"Natural State(自然の州)"の名のとおり、とても自然豊かな州。特にダイヤモンドをはじめとする鉱物資源の豊富さにおいては世界有数で、州内には誰でも自由に宝石を採掘できる夢のような公園もあります。
その様子は州の25セント硬貨にもあらわれており、硬貨の裏面には美しい湖と山々をバックに、ダイヤモンドと実った稲穂、そして英語のつづりである「Arkansas」が刻まれています。
「Arkansas」を英語読みすると「アーカンサス」となりそうな気がしますが、読みは日本語と同じく「アーカンソー(アーカンサー)」。アーカンソーの名を付けたのがフランス人だったため、フランス語の影響が強いつづりになったのだそう。
このデザインからも分かるとおり、アーカンソー州は夏は高温多湿、冬は気温が下がりやや乾燥した気候と、稲作に適した環境。灌漑施設で徹底した管理のおかげもあり、米の生産量ではアメリカ1を誇ります。育てられたお米の大半は国内で消費されますが、一部は日本にも輸出されているそうです。
今でこそこんなに大量のお米を生産するアーカンソー州ですが、そのはじまりはマダガスカルからこの地に漂流してきた船乗りが、現地から持ってきたほんのひと握りのお米だったと言われています。当時のアメリカ南部の土壌のほとんどは、水気の多い沼地。麦や野菜などの農作物が育ちにくい環境だったこともあって、この地に稲作が根付いたのかもしれません。
その後19世紀のゴールドラッシュによってアジアの人々がアメリカにやってくると、お米の需要はますます高まるように。このころにはアーカンソー州のほか、カリフォルニア州やルイジアナ州、テキサス州などでもお米が広く生産されるようになっていました。
アメリカ米というと少しパサパサした食感の長粒種を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、日本で食べられている粘り気のある短粒種や、アジアの国々でポピュラーな中粒種も生産されています。 お米の水分を理想的に保つ乾燥法や太陽光を使った精米所の運営など、保管技術も世界随一。米不足のときに「お米は日本産じゃないと」と思っていた人も、あらためて食べてみるとそのおいしさに驚かされるかもしれませんよ。
現在アメリカ大統領選でドナルド・トランプ氏と火花を散らしているヒラリー・クリントン氏。彼女の夫であるビル・クリントン氏は、実はアーカンソー州の出身なんです。アーカンソー州の州知事ののち42代大統領をつとめたことは、あまりにも有名ですね。
少年時代をアーカンソーで過ごした彼はその後イェール・ロー・スクールに進み、そこでヒラリーと出会ったのだとか。1977年からはスクールで得た法学の知識を生かし、州の司法長官もつとめています。みずからのルーツとも言えるアーカンソーの街は、彼にとって特別なものなのかもしれませんね。
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