起こってもいないことをあれこれ悩んでしまう...。そんな小心者のナホです。
そんな性格だからか、「物思い」の花言葉を持つパンジーの花には言い知れない親近感を感じてしまうことも。実はこの花、ポーランドの国花にもなっているんです。
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起こってもいないことをあれこれ悩んでしまう...。そんな小心者のナホです。
そんな性格だからか、「物思い」の花言葉を持つパンジーの花には言い知れない親近感を感じてしまうことも。実はこの花、ポーランドの国花にもなっているんです。
花の中心にある目のような黒いもよう、額とあごのように上下に広がった花びら...。パンジーの花をぼんやり眺めていると、人の顔のように見えてきたという人もいるのでは。
昔の人々もやはりそう感じていたようで、前にうなだれるようにして咲く姿が頭を垂れて悩む人のようだということから、フランス語の「pensee(思想)」にちなんでパンジーと名付けられたそうです。
このことからパンジーの花はその後自由思想のシンボルとされ、信教の自由を説く団体や人道主義を掲げる人たちの間で好まれてきたのです。
そんなパンジーの花を国花とするポーランドは、やはり自国独自の思想や文化を大切にする姿勢が根付いた国。特に「ポーリッシュポタリー」と呼ばれる陶磁器は、その繊細な模様やかわいらしい形で人気が高い雑貨。職人さんの手作りならではのあたたかみが感じられます。
このポーリッシュポタリーの模様は花柄や水玉柄をいくつも描いているのですが、国花というだけあってパンジーを描いたものがとりわけ多いのだとか。これらはパンジーの花の形をくりぬいたスポンジに顔料をつけ、スタンプのように陶器に押すことで作られています。
ポーリッシュポタリーは「陶磁器の街」の異名を持つ南西部の街・ボレスワヴィエツの熟練職人たちが制作しており、その大半は女性なのだそう。見ているだけで楽しくなるようなあざやかな色や美しい模様は、女性ならではの感性の賜物なのかもしれません。
お花のパンジーにはなんの非もないのですが、もし英語圏で「パンジー」と言うと気を悪くされてしまうかもしれません。なぜなら英語のスラングで「pansy」は「弱虫」などを指す言葉だから。男性の勇気のなさをなじるもので相手にとってはとても失礼な表現なので、うっかり使わないように気をつけてくださいね。
こんな話をするとポーランドの人は怒りっぽいのかと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。ポーランド人は一般的に真面目で礼儀正しい人が多いと言われていますし、世界有数の親日国と言われていることもあって、日本の文化も広く受け入れられているのです。
公用語のポーランド語は日本人には習得がむずかしいとされていますが、近年英語教育が進んでいるため、特に若者には英語が通じることも多いのだとか。海外旅行初心者にもオススメの国と言えそうですね。
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