グローバルな仕事に憧れて翻訳業界に飛び込んだ入社2年目のヨッシーです。入社以来、日々の発見と勉強を通して翻訳の奥深さを実感しています。
人気のヨーロッパ観光国というと、真っ先にイタリア、フランス、スペインあたりが思い浮かびます。そんななか、近年の観光業界において、クロアチアが東欧の穴場観光地として熱い視線を集めているそうです。クロアチアとクロアチア語翻訳について調べてみることにしました。
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グローバルな仕事に憧れて翻訳業界に飛び込んだ入社2年目のヨッシーです。入社以来、日々の発見と勉強を通して翻訳の奥深さを実感しています。
人気のヨーロッパ観光国というと、真っ先にイタリア、フランス、スペインあたりが思い浮かびます。そんななか、近年の観光業界において、クロアチアが東欧の穴場観光地として熱い視線を集めているそうです。クロアチアとクロアチア語翻訳について調べてみることにしました。
まずは、クロアチアの位置、歴史、現在の様子など、基本情報を調べてみました。
クロアチアはアドリア海を挟んだイタリアの東隣、バルカン半島に位置します。第一次世界大戦後は、ユーゴスラビアとなりますが、このユーゴスラビアに属していた民族間で民族紛争が勃発。最終的にはセルビアとの内戦の末、念願の独立を果たしましたが、つらく長い支配と戦いの歴史を背景に持つ国です。
国内では、今でも内戦の跡が残る部分が垣間見られるようですが、ビーチや街並み、世界遺産などの豊かな観光資源を強い味方に、クロアチアは観光立国を目指しているそうです。実際に、日本からクロアチアへの観光客数も近年激増しているそうです。まだまだ開拓の余地のある国だけに、ガイドブックや観光パンフレットなどの作成にあたり、クロアチア語翻訳のニーズも高まって来るといいですね。
私は、せっかく外国の地を訪れたからには、現地の言葉で現地の人とコミュニケーションをとってみたいと思うタイプです。そこで、クロアチア語の文字と発音について調べてみました。クロアチア語で使われる文字は、英語で使うローマ字とほとんど同じで、基本的には素直に読めばよいようです。ただし、英語にはない文字もあるので注意が必要。例えばCでも3種類のCが存在し、「c」「č」「ć」と区別されます。「čaj=チャイ(お茶)」、「stanica=スタニツァ(駅)」のように、発音に関しても英語と違う音になるケースがあるようです。
旅行先では、なじみの薄い言語であればあるほど、カタカナのルビに頼った「カタカナ○○語」に使わざるを得ません。観光ガイドなどには、観光スポットなどの固有名詞も多数登場するので、カタカナのルビをふる場合は、クロアチア語の正確な発音に沿った適切なカタカナ表記にすることがとても重要になりそうです。
クロアチア語の文字と発音に続いて、文法についてもリサーチをしてみたところ、格変化について気になりました。まず、動詞には完了形と非完了形があり、それぞれ主語に応じて語尾が変化します。辞書で調べる際に、もとの単語を定めるのに苦労するパターンですね。そして、なによりも驚いたのは、なんと固有名詞までもが変化するという点。しかも変化のパターンは6通り。主語として使うとき、直接目的語として使うときなど使用用途に応じて、例えば「大阪(オーサカ)」という固有名詞が「オーサキ」になったり「オーサク」になったりするのです! 人の名前も変化するので、知らなければ何人もの人が登場しているのかと勘違いしてしまうかもしれません。
美しく豊富な観光資源を有するクロアチアは、近年、観光業界の注目を集め、観光立国を目指して着々と成長しているそうです。私自身、今回クロアチアについてリサーチをすることで、「クロアチアに行ってみたいな」と思うようになりました。個人的には次の旅行先として、そして翻訳の仕事としても、クロアチアに注目していこうと思います!
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