テストや受験のため、学生にとっては勉強せざるを得ない英語ですが、社会に出た途端に英語から離れた人は少なくないのではないでしょうか。英語力必須のグローバル社会とは言われていますが、毎日のように英語を使って仕事をしたり、英文のマニュアルと格闘しなければならない人がいる反面、英語が全く必要とされない仕事も多く、英語との関わりの深さは二分化しているのが実情のようです。
そこで、英語で書かれた専門書籍や小説を読む頻度はどの程度か、アンケートを取ってみました。
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テストや受験のため、学生にとっては勉強せざるを得ない英語ですが、社会に出た途端に英語から離れた人は少なくないのではないでしょうか。英語力必須のグローバル社会とは言われていますが、毎日のように英語を使って仕事をしたり、英文のマニュアルと格闘しなければならない人がいる反面、英語が全く必要とされない仕事も多く、英語との関わりの深さは二分化しているのが実情のようです。
そこで、英語で書かれた専門書籍や小説を読む頻度はどの程度か、アンケートを取ってみました。
【質問】
英語で書かれた専門書籍や小説など、どの程度の頻度で読みますか?
【回答数】
頻繁に読む(1-2週間に1冊以上):6
時々読む(2-3ヶ月に1冊程度):11
ほとんど読まない(年1冊以下):30
読んだことがない:53
アンケートの結果、全体の半数以上の方が「読んだことがない」と回答されました。
嫌い・面白くないなどいろいろなコメントが見られますが、「読んだことがない」と回答された方は、例外なく英語が苦手のようです。学生の頃はしょうがなく勉強していたけど、社会人になって必要性の無くなった今、英語なんて見たくない・勉強したくない、というのが本音なのかもしれません。苦手な物に近寄らないのは人間の防衛本能でもあり、当然の行動ともとれます。
読みたい時は翻訳依頼する、という回答もありました。餅は餅屋という考え方が、効率的かつ現代的なのかもしれませんね。
「読んだことがない」に次いで「ほとんど読まない(年1冊以下)」の回答が多く、次いで「時々読む(2-3ヶ月に1冊程度)」の順となりました。
「ほとんど読まない(年1冊以下)」の回答内容からは、「読んだことがない」人たちと同じように、最大の理由は英語が苦手なことにあるようです。しかし、読もうと努力している人が多いことに大きな違いがありました。一歩踏み出してはいるものの、英語力が足りないゆえに、それ以上先に進めない葛藤があるようです。
その他の回答群では、仕事上必要とされるので止むを得ず、といったものが多く見られました。純粋に英語が好きで積極的に英文を読んでいる方は、非常に稀な存在なのかもしれません。
今回のアンケートの結果、英語で書かれた専門書籍や小説などは、多くの方が読んでいないことがわかりました。そこには、英語が苦手という根本的な理由があるほか、仕事で英語を使用しないなど、必要に迫られていないことも理由の一つになっているようです。
英文を普通に理解できるようになるには、学生時代の勉強だけではなく、それ以上の努力と時間が必要とされることも足かせになっているのかもしれません。
グローバリゼーションが声高く叫ばれる時代ですが、まずは英語に対して苦手意識を持たない、正しい学習方法の確立こそが必要なのかもしれませんね。
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