「海外勤務や海外出張を控えている」「海外の取引先とのやり取りをスムーズにしたい」など、社会人の英語学習の理由は様々です。実践で使える英語力を求め、悪戦苦闘している人も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめしたいのが、洋画や海外ドラマを使った英語学習です。生きた英語を習得するだけでなく、字幕なしで洋画や海外ドラマを楽しむことができれば、日常の楽しみも増えていきます。そんな一石二鳥の海外ドラマ学習ですが、方法次第でその成果にも差が出ます。今回は、洋画や海外ドラマを利用した、効果的な英語学習法をご紹介します。
字幕設定を変えて繰り返し観る
まずは、英語字幕と日本語字幕の再生に対応した、DVDなどの映像ソフトウェアを選びます。以下に、基本の設定パターンをお伝えします。
字幕なし・英語音声のみ
字幕に頼らず、英語の音声だけで自分なりに大まかなストーリーを把握します。理解できないシーンや台詞などを意識しておくと良いでしょう。
日本語字幕・英語音声
日本語字幕で内容を確認します。目は字幕を追っても、耳は英語に傾けること。日本語字幕にニュアンスの違いや違和感を覚えた箇所は、後々の要チェックポイントとして書き留めます。
英語字幕・英語音声
英語字幕で、知らない単語や文法も含めてじっくりと確認します。聞き取れなかった箇所や日本語字幕に違和感を覚えた箇所の原因を考察します。実際に使えそうな表現や単語は、後で復習ができるようにまとめておきましょう。
上記の1から3までを行い、必要に応じて繰り返します。英語字幕でじっくりと検証した後に、再度字幕なしで挑戦すると、学習成果を実感できます。しかし、自然な英語に感じた表現でも、ときには実際の使用には好ましくないスラングもあるので、注意が必要です。実践前には身近な英語ネイティブに聞く、インターネットで検索するなどの確認をしておくと安心です。
海外ドラマ学習の王道『Friends』
ニューヨークを舞台に男性3人・女性3人の友情や恋愛を描いたコメディドラマ『Friends』は、英語学習によく利用される海外ドラマの1つです。個性的かつ魅力的な6人の様々な会話が学べます。日本語字幕はもちろん、日本語音声付のDVDも入手しやすい上、学習ソフトや関連Webサイトなども豊富なので、海外ドラマになじみがない人にもおすすめです。
さらに、『Friends』の魅力は、英語に加え、アメリカのライフスタイルはもちろん、サンクスギビングやクリスマスなどの慣習についても学べる点です。渡米の予定がある場合や、アメリカ人を日本へ迎える予定がある場合などは、アメリカでの生活の予習や話題作りにも役立つでしょう。
目的に応じて自分に合ったドラマを選択
学習に使うドラマは、学んだ英語をどのように使いたいのかを考察してから選択しましょう。
例えば、仕事で使える英語を学びたい場合は、『The office』や『Ugly Betty』のように会社を舞台としたドラマを検討します。アメリカの政治や宗教について興味がある場合は『The West Wing』(邦題:ホワイトハウス)がよいでしょう。アメリカ人だけでなく、イギリス人、オーストラリア人、アジア人が話す英語などにも慣れたい場合は『LOST』がおすすめです。
また、普段の生活で使える英語を学びたい場合は『How I Met Your Mother』や『Brothers and Sisters』のような家族を題材にしたものが比較的理解しやすいでしょう。NHK教育テレビで1992年から1995年まで放送された『The Wonder Years』(邦題:素晴らしき日々)は、アメリカの少年が経験する典型的な出来事が題材となっていて、共感できる部分も多く、男女問わず楽しめるおすすめの1本です。
実践で使える英語を学ぶ
インターネット時代の到来で、様々な洋画や海外ドラマを、ストリーミングで気軽に視聴できるようになりました。限られた時間のなかでも、楽しみながら続けられる海外ドラマ学習で、実践で使える生きた英語を習得しましょう。
翻訳はアークコミュニケーションズにお任せください
アークコミュニケーションズの翻訳サービスは、ネイティブ翻訳が基本。合格率5%という厳しいトライアルに合格した200名以上のネイティブの翻訳者が在籍しています。言語能力だけではなく各専門分野の知識やビジネススキルを兼ね備えているので、お客様企業の事業やニーズにマッチした高品質な翻訳を提供できます。
翻訳にお困りでしたらアークコミュニケーションズにお声がけください。些細な内容でもご相談いただければ、ご要望に寄り添った適切なソリューションをご提案いたします。
関連サービス