いかなる翻訳物にも、必要不可欠な存在が翻訳コーディネーターです。翻訳案件ごとに、受注から納品後のアフターフォローまでを管理することから「プロジェクトマネージャー」とも呼ばれます。翻訳者とクライアントとの架け橋であるとともに、翻訳物の質をコントロールしているキーパーソンです。最大限の知恵とスキルを駆使して翻訳物に携わっている翻訳コーディネーターの仕事をのぞいてみましょう。
翻訳コーディネーターは、毎日がタスク満載!
翻訳の受注から納品まで、その過程は案件によってさまざまで、常に柔軟に対応することが必要です。納期内で作業を完了でき、お客様のニーズにもマッチした翻訳者の選定は、翻訳コーディネーターの大切な仕事のひとつです。ときには、時差を利用して、短納期を可能にします。世界中にいる翻訳者を有効に利用すれば、夕方に飛び込みで入ってきた翻訳の依頼が、翌日の朝には翻訳済み、ということも実現するのです。
その他にも、翻訳前の処理作業、スケジュール管理、翻訳物の確認など、翻訳コーディネーターの仕事は多岐にわたります。1名の翻訳コーディネーターが複数のプロジェクトを受け持ちますので、常に高い集中力が要されます。
翻訳の質をも左右する翻訳コーディネーター
翻訳コーディネーターの主な役割は、お客様と翻訳者の架け橋となり、指定の納期までに納品物を完成させることです。何ごともはじめが肝心ですが、翻訳についてもスタート時の方向性がとても重要になります。そのために、翻訳コーディネーターは、お客様のニーズを正確に把握することに最も力を注ぎます。原文の内容、翻訳物の用途はもちろん、文体やニュアンスなどを正確に把握し、翻訳者に伝達します。
また、原文の文章から発生し得る問題には、常に敏感にアンテナを張っています。そうすることで、翻訳の質を上げるとともに、全体の納期を短縮することが可能になるのです。
翻訳コーディネーターに求められるもの
翻訳コーディネーターは、特別優れた語学力よりも、お客様や翻訳者との間に信頼関係を築くコミュニケーション能力が求められます。「納期はちょっときついけど、〇〇さんのお願いならなんとか引き受けたい......」。こんなふうに思ってもらえる関係を翻訳者との間に築くことは、品質の向上だけでなく、効率アップにもつながります。
また、不測のアクシデントに備えることも重要です。翻訳者からの納品が遅れる、作業途中で原文に修正が入るなど、避けがたいアクシデントは多数あります。どんなときでも、積み重ねた経験と知恵をフル活用して乗り切っていくのが、翻訳コーディネーターなのです。
翻訳物には翻訳コーディネーターあり
翻訳コーディネーターの気遣いや手のかけ方次第で、翻訳の質そのものに影響が出ます。翻訳物の納期、翻訳者からの納品、校正者からの納品など、多数の重圧の中でマルチタスクをこなしていきます。その責任は重大ですが、高品質な翻訳を世の中に送り出すべく、毎日奮闘しているのが翻訳コーディネーターです。翻訳者同様、翻訳コーディネーターは、いかなる翻訳物にも欠かせない存在なのです。
採用情報
翻訳コーディネーター(正社員)
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