【英語で『激甘スイーツ』ってどう言うの?】
October 27, 2016
英語ネイティブに聞く・短期留学に便利な表現!
英文書類の翻訳と英文事務の合間に、アイルランドに語学留学中のけいこです。
勉強の合間にディープなダブリンカフェめぐりにハマっています!観光客があまりいない地域のカフェを制覇していくつもりです。
でも、ときにはすごいものをオーダーしてしまうことも!?お菓子人生最強...というぐらい甘いパイに出会ったのは、目立たない入口を入ると高い天井と暖炉がある、居心地のよい地元カフェ。
その甘さ、人生最強レベル...
メニューに載っているスイーツの名は "Banoffee pie"(バノフィー・パイ)
聞いたことないスイーツでしたが、英語でよくある、単語同士を安直にひっつけた造語じゃないか、と思いつきました。"Brangelina" みたいな。
(つまり、バナナとコーヒーのパイだ!)
どちらも大好物だし、ぜひ頼まなくては... ところが...出てきたケーキを見ると、バナナは合ってたんですが、"offee" とは、コーヒー "coffee" じゃなく、トフィー "toffee" のことだったんです...
トフィーって、砂糖とバターをこってりするまで練り上げたキャラメルのこと。お皿の上はあふれんばかりのトフィーと具だくさんバナナ、生クリームでいっぱい。日本ではぜったいに頼まないスイーツメニューですが、ここは体験あるのみ。いただきます。
英語で『激甘スイーツ』ってどう言うの?
すごい!!!激あま~~~い!!...英語で激甘スイーツってどういうのかなぁ、と考えながら頬張っていると、隣に座っていたひとから声をかけられました。
"Are you enjoying that?"(おいしい?)
"Yes."(とりあえず)
"Banoffee pies are always FAR too sweet for me." (僕にはバノフィー・パイはいつも激甘すぎなんだけどね。)
メニューを見て、トフィーじゃなくてコーヒーとの "portmanteau"(2つの単語をひっつけた造語)だと思ったと話すと、相手も納得の様子で笑ってくれました。
かばん語・"portmanteau"の由来
『英文学の専攻なの?』と聞かれドキッとすると、ふつうネイティブでない外国からの留学生は "portmanteau" って単語は知らないよね、"coined word" のほうが一般的な言い回しだから、とのコメント。
たしかにルイスキャロルの作品を読んで知った言葉です。もともとは両開きの革の旅行鞄を意味するフランス語で、右と左に別々の単語を入れて閉じると一つの新しい造語(a new linguistic blend of words)が生まれる、という想像上のアイテムが語源。日本語では『かばん語』と言われる文学用語です。
ふと彼の手元を見ると、分厚い本。このひとも文学好きみたい。いろいろとアイルランド文学の話を聞けるかもしれません...!?
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