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ソニー株式会社様

グローバル企業のインナーコミュニケーション戦略
ソニー株式会社様の場合

多くの企業で、「社内報」のイントラネット上のWebサイト(イントラサイト)への移行が進んでいます。
イントラサイトは、企業のビジョン、あるいはゴールを共有するという基本的な機能だけでなく、社員間の双方向コミュニケーション、グローバルや企業グループ内を含めたシームレスな情報共有の場としても活用の範囲を広げています。
今回は、アークコミュニケーションズがイントラサイトのリニューアル構築をお手伝いしたソニー株式会社 プロフェッショナル・ソリューション事業本部(以下、PSG)の植田様と三苫様をお迎えし、弊社代表取締役・大里と、プロジェクトを担当した佐藤と柴田の3名が、イントラサイトリニューアルについてさまざまなお話を伺いました。

植田様:基本的に開発は国内で行っていて、海外拠点はその販売が主な役割ですから、立場も職種も異なります。ただ、国内でも海外でも目標とするゴールに違いはありませんから、そのゴールを共有するには、グローバルに発信するプラットフォームが絶対に必要です。現在、事業本部長のメッセージなどの翻訳もプロの品質でと考え、アークコミュニケーションズに依頼していますが、やはりクオリティの高い英文でメッセージを発信し、情報を共有することはとても重要です。

三苫様:ソニーグループ内には数多くのイントラサイトがありますが、今は英語の記事はPSGのイントラネットが一番多いのではないかという思うくらい充実してきました。

佐藤:今回は最初にPSGに伺ってみなさんとお話をし、現状とご要望の把握を行い、これをもとにしてさまざまな提案を行うという流れで作業を進めました。お客様とご一緒にイントラサイトのあり方にまで踏み込んで考え方を固めていくという作業は、非常にいい経験でしたし、面白かったです。

植田様:できあがったものを見たとき、「ああ、これこれ」という感じでした。イメージどおりのものを目の前にすると、自分は具体的に思い浮かべていたわけではないのに、不思議とすんなり腑に落ちるんですね。

三苫様:単にデザインを作り直してWebサイトを構築するというだけでなく、コンサルティングも含め、コンテンツをどうするかといったところから相談に乗っていただいたのは大きかったですね。自分たちがどんな情報を提供すべきなのか、そのために何をすべきなのかが明確になりましたので、運用のなかでも迷いがなく、モチベーション高く取り組めています。

柴田:そう言っていただけるのは現場としてはとても嬉しいです。植田様や三苫様としっかりコミュニケーションできたことが、今回のプロジェクトの成功要因だと考えています。プロジェクトが進むに連れて次第に皆さんのモチベーションが高まっていくのを肌で感じましたし、気持ちが入っているな、という印象を強く受けました。

植田様:気持ちというのは大事ですね。三苫さんの書く原稿もそうですが、きちんとしたコンテンツを作ろうとするとやはり書いている側の気持ちが入ってくるじゃないですか。事業本部長からのメッセージにしても、すごく忙しい中で飛行機の上で書いている。それが伝わってくるんです。長い文章を書けばいいというものではありませんが、きちんと言葉で伝えるという力は今の時代は衰えつつあるのかなと思うんです。昔ほどみんな言葉を知らないし、難しい四字熟語も分からない。だから、短いフレーズで気軽に発信するといったものが受けていますが、昔ながらの"かわら版的"にイントラサイトのコンテンツを作っていくというのは意味があることだと考えています。

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