「静的サイト」「動的サイト」の違いとは?
May 23, 2024
こんにちは。
アークコミュニケーションズ Web&クロスメディア事業部です。
突然ですが、「静的サイト」と「動的サイト」の違い、皆さんはすぐに思いつきますか? 今回は2つの違いについて、メリット・デメリットともにWeb制作会社が解説します。
静的サイト
HTMLという形式のファイルで構築されているのが静的サイトです。誰がいつ見ても同じ内容が表示され、HTMLファイルを更新しない限り内容に変わりないことが特徴です。
メリット
- 表示速度が速い
用意したものを表示するだけなので、表示速度に優れています。
- サーバーコストを抑えやすい
必要なファイルを設置するだけなので、コストを抑えやすくなります。
デメリット
- 制作・更新難易度が上がる
HTMLファイルを編集する専門知識が必要です。
- ユーザーごとの情報表示はできない
ユーザー別に表示を変える、といった器用なことはできません。
動的サイト
ユーザーの動作などにより、ページが都度更新されるのが動的サイトです。サーバー側に必要なプログラミング言語を設置し、ユーザーの行動に対応できるようにするのが特徴です。
メリット
- ユーザーごとに異なる情報表示ができる
ユーザーの行動を基に、表示内容を変化させることが出来ます。
- 更新が手軽に行える
CMSなどのシステムを導入することで、専門知識がなくても更新しやすくなります。
デメリット
- 表示速度が遅い
リアルタイムで更新を反映するため、内容によっては表示速度が遅くなります。
- セキュリティのリスクが伴う
使用ツール・環境の更新を怠るとセキュリティレベルが低下し、悪意ある攻撃に対してのリスクが高まります。
静的サイト・動的サイト、どちらかが優れているわけではなく、ページ内容による使い分けがとても重要です。 コンテンツに合わせた使い分けのご提案も、アークコミュニケーションズにお任せください。