株式会社NMKV様
まったく新しい会社のまったく新しいブランドを作る
日産自動車・三菱自動車の合弁会社 株式会社NMKV
日産自動車と三菱自動車は、日本の自動車業界ではじめて、共同出資の合弁会社、株式会社NMKVを設立しました。
軽自動車の企画・開発に特化した会社として設立された同社ですが、第一弾となった「デイズ(日産自動車)」「eKワゴン(三菱自動車)」の成功で、その枠にとどまらない活躍が期待されています。
この新しい会社の誕生にあたって弊社はWebサイト構築のパートナーに選ばれ、無事サイトを公開しました。
今回は、経営企画の立場でビジネスを推進し、また、Webサイト構築のキーマンとしても活躍されたお二人、経営企画グループ中澤範行様(三菱自動車出身)と髙濵圭裕様(日産自動車出身)に、ビジネスのこと、Webサイト構築のことをお伺いしました。
【プロフィール】
中澤 範行氏
株式会社NMKV 経営企画グループ ゼネラルマネージャー
髙濵 圭裕氏
株式会社NMKV 経営企画グループ マネージャー
大里 真理子
株式会社アークコミュニケーションズ代表取締役
佐藤 佳弘
株式会社アークコミュニケーションズWeb事業部長
佐藤:Webサイト制作の議論の中でも、NMKVの役割について、という議題で制作会議の半分以上を費やした印象があります。
中澤氏:それまで業務に追われていてなかなか社内でNMKVのブランドについて議論する機会がありませんでした。そこで、Web制作を重要なプロジェクトと位置づけて、外部の力を借りつつ「NMKVとは何か」を整理しようと考えました。ですから、私たちの業務を理解し、共に考え、それを具体的に言葉やビジュアルで表現できる会社、という基準でパートナーの選定を行ったんです。
佐藤:オリエンテーションでクルマのビジュアルは使えない、でもクルマの会社であることをアピールしたい、と言われたのがとても印象的であると同時に、これは大変だな、と正直思いました(笑)。非常に戸惑いましたが、同時にこれはやりがいがあるな、と気合いが入りました。
髙濵氏:何社にもお会いしましたが、私たちのオリエンテーションやWeb制作要望に込めたニュアンスを一番正しく理解し、表現してくれたのが御社でした。中にはおっしゃっていただければ何でもします、受け入れます、というアプローチの会社もあったのですが、それは私たちの望んでいることではありませんでした。御社は逆に、私たちの要望を正しい正しくないとジャッジしながらいい方向に進めようというアプローチをされてきたので、これはきっといいキャッチボールができるな、と直感しました。
大里:ご期待・ご要望に添ったプロジェクトになったでしょうか。
髙濵氏:プロジェクトは期待通りでした。漠然としたイメージで会議に入り、会議を終えるとそれがすっきりします。翌週にはそれが具体的な形になって「ああ、こう考えていたのか」と発見しつつ、また新たな課題が見えてくる。そんな繰り返しでしたが、こういうプロセスが大切だな、と痛感しました。
中澤氏:Webサイトは、社内でも両親会社でも、多くの方たちから好評をいただいています。また、オフライン式のメディアセッション資料の翻訳をお任せした時にも、内容を確認したCEOから「アークに頼んでよかった」という言葉がありました。NMKV社外で一番NMKVのことを理解してくれているパートナーだと感じています。
※この記事は、funnote2013年冬号から抜粋したものです。
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