世界のインターネット回線速度ランキング【2024年8月最新版】
September 19, 2024
グローバルサイトを制作するときに見落としがちなのが海外の回線速度の問題です。ターゲットとする地域の回線速度によってはコンテンツの見直しを図る必要があるかもしれません。
今回は、回線速度が遅い国際ランキングと合わせてご紹介いたします。
インターネット接続スピードのテスト用アプリであるOokla Speedtestの開発元であるOoklaが、 Webサイトで毎月更新している「Speedtest Global Index」を参照します。(最新情報:2024年8月)
【固定ブロードバンド】
1位:アラブ首長国連邦(297.62Mbps)
2位:シンガポール(297.57Mbps)
3位:香港(280.00Mbps)
4位:チリ(265.62Mbps)
5位:米国(242.27Mbps)
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15位:日本(197.78Mbps)
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157位:ボツワナ(8.53Mbps)
158位:イエメン(7.54Mbps)
159位:シリア(3.65Mbps)
160位:アフガニスタン(3.63Mbps)
161位:トルクメニスタン(3.53Mbps)
【モバイル】
1位:アラブ首長国連邦(398.51Mbps)
2位:カタール(344.34Mbps)
3位:クウェート(239.83Mbps)
4位:韓国(141.23Mbps)
5位:オランダ(133.44Mbps)
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57位:日本(47.43Mbps)
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107位:シリア(12.79Mbps)
108位:ベラルーシ(11.98Mbps)
109位:ボリビア(11.26Mbps)
110位:アフガニスタン(8.48Mbps)
111位:イエメン(7.91Mbps)
進化する回線速度
固定ブロードバンド回線では、上位国でも下位国でも全体的に昨年より速度が上がっています。上位国の顔ぶれは2023年12月から大きく変わっておらず、日本の順位も変わっていません。
一方でモバイル回線では中東の3か国が著しく速度が向上しています。特に1位のアラブ首長国連邦では、2023年8月から170Mbps以上速度が改善し、固定ブロードバンド1位の座を獲得しました。回線速度の向上には5Gの普及が大きく寄与しているとみられ、中東諸国の充実ぶりがうかがえます。
低速度の国を見てみると、下から2番目のアフガニスタンでも固定ブロードバンドで3.63Mbps、モバイルで8.48Mbpsの速度を記録しています。これは高画質でなければ動画を視聴できるレベルで、世界全体で回線速度は年々底上げされています。
アークコミュニケーションズは、豊富なグローバルサイト制作の経験を活かし、海外の環境に合わせた対応を行っております。また、Webサイトの速度改善のご相談も承りますのでご気軽にお問い合わせください。