社長のストレスが大きいって本当ですか?
May 28, 2019
社長はストレス管理が上手
ある会社の秘書が、「いや~、社長のストレスってやっぱり並大抵ではないですよね。そこまで踏み込むべきか迷うんですが、どうやってストレスを発散しているんだろうと心配になる時があるんです。ところで、女性の経営者ってどうやってストレス発散しているんですか?」
この話を聞いてまず思ったことは、「こんなに社長のことを考えてくれる秘書がわたしも欲しい!」。そして、「そこまで秘書に心配してもらっている社長は人徳があるんだなぁ」。
さて、社長のストレスが大きいかどうかについてですが、絶対的には大きいのかもしれないけれど、相対的には小さいと思うんです。
ストレスというのは「本人がどう感じるか」であって、絶対量は関係ない気がしています。ストレス耐性の大きい人が社長になっていると思うので、ストレスで悩んでいるのは社長よりほかの人の方が多いのではないでしょうか。思うに、組織で働く中間管理職の方が、上下にはさまれてストレスは大きそう。でも、世間は「社長のストレスが大きい」と言ってくれるので、これは得なのかも? 少なくともわたしの知っている社長さんたちは、ストレスマネジメントというか、ストレスの発散がうまいんです。
さて、わたしがどうやってストレスを解消しているかと考えるに、
・運動する
ランニングのいいところは、息をすることしか考えられない状態になることです。どんなに悩んでいても、息苦しくなればすべてを忘れて、「早くゴールに着かないか」ということだけを考えています。
・ひたすらおしゃべりする
ステレオタイプ化はよくありませんが、女性は話して発散する人が多いような気がします。わたしの場合、夫が一番の被害者かな。
・漫画を読む
余暇でも読むし、ストレス発散でも読むから、わたしの右に出る者はなかなかいないと思っていました。ところが、最近、11歳になる息子が、わずかな隙間時間すら惜しんで漫画を読んでおり、母親として注意したいような、わたしの好きなことを禁止するのは気が引けるような......。
ストレス解消は「to blow off steam」で
ところで、ストレス解消の一番よい方法は、別のストレスを与えることだそうです。
そうであれば、食事を作るとか、掃除をするとか、洗濯をするのが一番の解消方法になりそうなんですが......。
英語で「ストレス」は、単なる「stress」と訳すこともできますが、「anxiety」「tension」「worry」「nervousness」という表現もあります。
「ストレス解消」を英語に訳すと、そのままの「stress relief」になりますが、ほかにもいろいろな言い方があります。文章では動詞として使うことが多いため、「ストレスを解消する」を「to relieve stress」または「to get rid of stress」と言うのが一般的で、「to de-stress」という表現もよく使われます。もっとカジュアルな言い方にすれば、「to blow off steam」または「to let off steam」もよく使われますね(どちらも「うっぷんを晴らす」という日本語訳がぴったりな感じです)。
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