他業界から転職してきた駆け出しのユッチです。翻訳業界は初めてなので学ぶことばかりですが、先輩にいろいろと教えてもらいながら勉強しています。
世界史の授業でよく聞いたセルビアという国の名前。でも、セルビアという国については、あまり馴染みがありません。そんなセルビアについて調べてみました。
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他業界から転職してきた駆け出しのユッチです。翻訳業界は初めてなので学ぶことばかりですが、先輩にいろいろと教えてもらいながら勉強しています。
世界史の授業でよく聞いたセルビアという国の名前。でも、セルビアという国については、あまり馴染みがありません。そんなセルビアについて調べてみました。
外務省によると、セルビアはバルカン半島に位置していて、国土の面積は北海道とほぼ同じ大きさだそうです。人口は712万人で首都はベオグラード。公用語はセルビア語ですが、ハンガリー語も多く使われるようです。セルビアの国名は、大きく分けるとセルビア王国、ユーゴスラビア王国、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国、ユーゴスラビア連邦共和国、セルビア・モンテネグロ、セルビア共和国と変わってきています。ユーゴスラビアという国名に馴染みがある人は多いのではないでしょうか。
次に、セルビア観光局や「The Huffington Post」を参考にセルビアの歴史を見てみると、かつてセルビアは東西ローマ帝国の間に位置していました。その後は、東方のアジアから進出してきたオスマントルコと、西洋のキリスト教社会との狭間にあって、多くの民族や宗教、文化が行き来する地域だったそうです。このような状況から、国際関係のバランスが崩れると紛争が起きやすい状態にあるバルカン半島は、「ヨーロッパの火薬庫」と呼ばれるようになったようです。
一見、民族間の紛争が多い地域という印象が強いですが、実はセルビアは、美しい自然やおいしい食べ物に恵まれた国でもあるそうです。ぶどうの栽培やワインの醸造も盛んとのこと。温泉リゾートも多いそうで、温泉好きの日本人には魅力的かもしれませんね。
セルビア語情報
外務省の外国語専門家インタビューによると、セルビア語はスラブ系言語で、格変化が複雑だそうです。例えば、名詞には、女性、男性、中性の3種類があり、それぞれ7つの格を持ち、さらに単数と複数があるそうなので、慣れるまで大変そうです。しかし、格変化は日本語の助詞の働きに当たるものなので、その点、助詞のある日本語を話す日本人にとっては少しは馴染みやすいかもしれません。形容詞、代名詞も格変化し、さらに動詞も時制や態などで変化するので、覚える変化形の数は相当ありそう。なかなか手強そうな言葉です。
セルビア語はキリル文字とラテン文字の両方を使うそうです。公式の文字はキリル文字なので、学校や公文書はキリル文字が多く使われますが、街中では両方が混在しているそう。
セルビアのビジネス情報
外務省のデータを見てみると、日本とセルビアの貿易はそれほど盛んではないようで、セルビアに関する日本語の情報はあまりありませんでした。そこで英語で調べてみると、カナダ外務貿易省のWebサイトにセルビアの文化情報がありました。外務省の外国語専門家インタビューも参考にしてみると、セルビアの人は初対面では距離をおきますが、素朴で、徐々に親密になっていけたようです。人を喜ばせたり、冗談を言ったりするのも好きだそうです。またアイコンタクトは重要で、目をそらすと信用がおけない人と思われる可能性があるということです。
政治を話題にするときは、セルビアの人たちが信用していない国や、敵対心を持っていると思われる国を賞賛するのは避ける必要あるとのこと。政治に関しては、自分の意見を主張するより、相手の意見を聞くだけにするほうがよいようです。
セルビアは自然豊かでワインや温泉リゾートが楽しめると知り、いつか訪れてみたい国の一つになりました。多くの民族や文化、宗教が行き来する多面的なところも魅力的です。また、セルビア語は格変化が多くて難しそうですが、日本語の助詞の感覚に似ているとのなので、まずは独学で勉強してみようと思います!
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