アークコミュニケーションズの翻訳はここが違う!
翻訳品質を担保
業務をトータルで支援
インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社
インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社
― まず、御社についてお教え願えますか。
弊社は、ドイツミュンヘンに本社を置く、インフィニオンテクノロジーズという半導体メーカーです。暮らしをより便利に、安全に、エコに革新し、明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、私たちの使命と考えています。2021会計年度(9月決算) の売上高は約111億ユーロ、従業員は世界全体で約50,280人。2020年4月にアメリカを拠点とするサイプレスセミコンダクタ社を買収しました。
― 次に、現在の翻訳に関する課題についてお聞かせください。
本社からのオリジナルの資料のほとんどは英語とドイツ語で書かれています。日本語訳の特殊事情は、日本の半導体産業が非常に強いところにあります。特に、弊社の主力製品であるパワー半導体は、日本がホームグラウンドなので、お客様は日本メーカーと比較しながら情報を収集しています。このため、翻訳文の良しあしが、お客様への信頼性に繋がる場合があります。
弊社ではより良い文章にするために、翻訳会社から納品された翻訳文を、お客様が読みやすいように社内でリライトします。外資系の日本法人はどこも同じように仕上げていると思いますが、翻訳が上がってきた後、製品担当者が技術用語や専門用語についてチェックして、その後さらに、わたしたち広報がリライトして最終化しています。
― 翻訳会社にアークコミュニケーションズを選んで良かったと思えるところはどこでしょうか。
アークコミュニケーションズさんに翻訳をお願いして良かったと思うことは、過去に翻訳した語彙を丁寧に管理していただいているので、同じ間違いが出にくく、繰り返し指摘する必要がほとんど無くて済む点です。アークコミュニケーションズさんには相当手間をかけていただいていると思いますが、これは信頼につながりますし、「次もお願いしよう」というモチベーションにもなります。また、管理している語彙を一定のタイミングで私たちに共有してくださるので、自分たちが社内で翻訳をするときにも大変役立っています。
また、翻訳文をCMS(Contents Management System)でサイトにアップするところまで、アークコミュニケーションズさんにお願いしています。翻訳文の納品から、リライト後のCMSアップという煩雑なプロセスをトータルでサポートしていただいているので、非常に助かっています。
言葉は生き物なので、例えば5年前と今とでは、同じ言葉でも使い方が変わってきます。文章は常にトレンドに合わせて、読みやすい自然な翻訳文にしなければなりません。アークコミュニケーションズさんとは、そうした意識も共有できているので、さらに信頼がおけると感じています。
― 今後のアークコミュニケーションズへの期待についてお教えください。
最近は自動翻訳の精度が上がってきて、より自然な翻訳になっていますが、それでも、人の手によるポストエディットは絶対に欠かせないと考えています。弊社でも現在、数種類のAI翻訳を試していますが、最後は人の手を借りないと読みやすい文章になりません。アークコミュニケーションズさんにはプロのポストエディットや、AI翻訳を組み合わせたサービス・翻訳体系など、新しいチャレンジもしていってもらいたいですね。パートナーとして、世の中の一歩先を行くプロジェクトなどを私たちと一緒にできたらいいなと思っています。
― 大変ご示唆に富んだお話をありがとうございました。今後とも引き続きよろしくお願いします。