トルコ語はテュルク諸語に属する言語です。世界に約8000万のネイティブスピーカーがいて、20番目に使われている言語になります。トルコ以外には、キプロスで2番目の公用語として認められています。
1928年に、それまでトルコで使われていたオスマン語のアラビア文字の代わりに、トルコ語アルファベットが導入されました。トルコ語の発音に合わせるため、ラテン語の24文字に「Ç」、「Ş」、「Ğ」、「İ」、「Ö」、「Ü」の6文字が追加されました。
意外にトルコ語と日本語の文法は似ている点があります。まずは、両国の言語がSOV型の言語ということです。SOV型は、主語(subject)、目的語(object)、動詞(verb)という語順を採る文型です。母国語と同じ語順で文を作ることができるのは、トルコ語を勉強する日本人にとっては大変便利と言えそうです。そして次に、日本語の助詞と同じように、トルコ語では文法的な意味を接尾辞によって表すことが多いことです。
トルコ語起源の言葉には「ヨーグルト」や「ソファ」などがあります。