長年の信頼関係
今からさかのぼること〇〇年前、大学に進学するため大分県から上京した私は、歯の治療のために、ある歯科大学の若き歯科医の元へ通っていました。
在学中はもちろんのこと、卒業をしても通い続け、海外にいた数年間を除き、ず~っと私はその先生にお世話になっておりました。
私のカルテの一枚目には、最初の診察で私が書き込んだ「大里真理子 19才」の文字があり、私が年を重ねるにつれ、その直筆との逢瀬と、誰よりも分厚い自慢(?)のカルテがとても大事なものになりました。
その若き先生もとうとう数年前に定年退職となりましたが、その後ご自宅で開業されたので、その歯科医院に私は今でも通っています。
そうです、夫よりず~っと長いおつきあいなのです(笑)
これほど長いおつきあいになったのは、まさしく「信頼」以外の何物でもありません。
しかし正直なところ、ここまで長いおついきあいになると、わざわざ「信頼」という言葉を出すのも気恥ずかしいような、そもそも先生の存在をわざわざ意識することもないような、生活の何気ない一部になっている気すら致します。
その先生の傍らにある歯科器具には、いつも「OSADA」の文字がありました。
今回私との対談にご参加くださった長田電機工業様が大事になさっているお客さまとの「信頼」。
その正体は、ひとつひとつの何気ないおつきあいの蓄積の賜物なのかもしれません。
代表取締役 大里真理子
長田電機工業(株)東京ショールームにて
代表取締役社長 長田様と
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