代表挨拶

2022年7月

別のコミュニティではどんな顔?

人は様々なコミュニティに属し、それぞれ違う顔をもっています。
仕事場での顔、家庭での顔、趣味の集まりでの顔などなど。
複数のコミュニティに属して、色々な立場を経験することは、視野も広げてくれますし、人間としての器も大きくなります。

これは余談ですが、オンライン会議が増えたため、自宅で息子を叱っている顔と声がうっかり映り込み、「大里さんもお母さんの顔するんだねぇ」と笑われたこともあります。

さて、様々なコミュニティに顔を出すのが好きな私ですが、スポーツ界においては近年、「組織運営」という立場でかかわることが増えてきました。

理事や委員の方々と熱く語り合っていると、ふと、この方々の普段の顔はどういうものなのだろうか?と考える時があります。

今回の対談「その人に聞きたい そこが知りたい」では、オリエンテーリング界のレジェンド、全日本大会を22回制した村越真さんにお話を伺いました。
村越さんとは、私を日本オリエンテーリング協会の理事に推薦してくださったことがきっかけで、親交を深めました。
さらに親交が深まったのは、「南極で長期間研究をすることになったので、副会長を続けられなくなった」と村越さんが副会長を退任し、その結果、私に副会長のお鉢が回ってきたことかもしれません(笑)

では、オリエンテーリング界のレジェンドの村越さんは、普段、どのような顔をお持ちなのでしょう? ということで、今回は静岡大学で研究をする村越さんの素顔に迫ってみました。

最もその仕事をする顔も、実は日本の第一人者であるオリエンテーリングと深くつながっており、改めてご自身の興味や特性をスポーツにも仕事にもつなげられた村越さんの生き方に感服いたしました。

対談のテーマはリスクマネジメントですが、すべてのことが一つにつながるライフワークの極め方のお手本にもなるお話でした。どうぞお楽しみください。(静岡大 村越教授の語る「不確実な環境におけるリスクマネジメント」

代表取締役 大里真理子