このたび、ウェブサイトで広く使用されているプログラミング言語「PHP」において、セキュリティ上の深刻な脆弱性(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)が明らかとなりました。こちらは、サイト上でPHPが動作するWebサイトが広く影響を受ける可能性があります。弊社でサポートさせていただいているお客様のサーバーにおいても影響の有無等を確認し対応を進めております。
今回の脆弱性対応には、WordPress・MovableType等のアプリケーション側ではなく、サーバーにインストールされたPHP本体のバージョンアップが必要となります。 また、PHPを使用するアプリケーションがインストールがされていないまたはPHPファイルの設置を行っていない場合も、サーバー上で脆弱性のあるPHPが有効になっていれば攻撃が可能な状態となると言われています。
弊社にてサーバー契約を行っているお客様様については、弊社にてサーバー会社と連絡を取り最新のバージョンへの移行の推進と最新バージョンへの適用の確認とPHPを使用しているアプリケーションの動作確認を進めており順次対応を完了しています。
お客様側にてサーバー会社と直接ご契約の皆様には、お客様からサーバー会社様へPHPのバージョンおよび脆弱性への対応状況の確認をお願いしている状況です。バージョンアップできたかどうか十分確認できないお客様には弊社でバージョンの確認、サーバー会社への対応支援も行っております。なお、サーバー会社側で脆弱性対応が完了していても、お客様のサーバー環境では別途PHPのバージョン切り替え操作が必要となるケースがあります。そのため、サーバー会社からの対応完了の案内だけで判断せず、実際に利用されているPHPのバージョンや修正の適用状況を確認することが重要と考え、対応を進めこちらも順次対応を完了しております。
■脆弱性の概要(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)
・ログイン等の認証なしに、外部からサーバ上で任意のプログラムを実行される可能性があるものです(深刻度:Critical) ・Webで動作するPHPのほぼすべてのバージョンが対象です ・開発元は、設定変更などの回避策では完全に防げず、修正版への更新が唯一の安全な対策であると発表されています ・公式発表の時点で、実際の攻撃が確認されたとの記載はございません
■ 公式情報
JPCERT/CC(一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター)
PHPにおける複数の脆弱性(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)に関する注意喚起(2026年10月22日) https://www.jpcert.or.jp/at/2026/at260033.html
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)
【事前準備のお願い】PHPのセキュリティリリース公開予定について https://www.ipa.go.jp/security/security-alert/2026/pre-alert20261021.html
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