Googleアナリティクス4、早めの導入を！
June 2, 2022
こんにちは。
アークコミュニケーションズ Web&クロスメディア事業部です。
今回は、定番のアクセス解析ツール「Googleアナリティクス（以下GA）」のバージョンアップについてのご紹介です。
Googleアナリティクスの新しいバージョンGoogleアナリティクス4がリリースしてから約一年半が経ちました。
そしてついに先日、旧バージョンであるユニバーサルアナリティクス（以下UA）のサポートが2023年7月1日に廃止されることが
発表されました。これ以降は、UAでのアクセス記録はできなくなります。
GA4はいつ導入すればよいのか？
サポートが切れるのは1年後なのだから、それまでにGA4を入れれば良いと思われがちですが、それはNGです。
なるべく早く、導入しましょう。
実は、UAのデータはGA4に移行することができません。GA4で過去データ比較などをするにはあらかじめ過去のデータを貯めておく必要があります。また、GA4はUA4と使い方・解析方法が大きく異なりますので使いこなせるまでにかなり時間がかかります。
しばらくはUAと両方を設定し、UAで運用しながら、並行してGA4での解析の練習をすることをお勧めします。
GA4の特徴 ～セッションからユーザーへ～
UAとGA4は、同じツールでありながらも根本的に計測方法が異なり、全くの別物と言えます。 一部の例を紹介します。
●UA...ユーザーの「行動」が基準
ひとりのユーザーが、サイトに入ってきてから出るまでの「行動」を、「セッション」という形で記録していたのがUAです。
ユーザーの起こす行動を基準にしているので、PCやスマートフォンなど、端末が変わると、同じユーザーであるにもかかわらず、別ユーザーとしてカウントされている可能性がありました。
●GA4...「ユーザー」が基準
GA4では、ユーザーそのものが基準になりました。これでウェブサイトに入る端末が異なっても、同一のユーザーとしてカウントされるよう改良されました。
また、UAでは設定自体が煩雑だったユーザー行動の計測も、GA4では「イベント」メニューに集約され、計測がより簡単になるなど扱いやすさも向上しています。
●GA4は欧州GDPRにも対応
GA4は、Cookieを利用し、Googleアナリティクスに個人情報を送信するよう設定されていません。最新の個人情報保護事情にも対応出来るように設計されています。
アークコミュニケーションズでは、GA4の設定はもちろん、解析代行などにも対応しております。 ぜひお気軽に弊社にお問い合わせください。
関連記事
関連サービス
