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PCでのWebサイト検証にEdgeやInternet Explorerはまだ必要?

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こんにちは。
アークコミュニケーションズ Web&クロスメディア事業部営業セクションです。

私たちは、お客様とのコミュニケーションの一環として、ニュースレターを配信しています。このニュースレターでは、Webサイトにまつわるちょっとした知識などを紹介していきます。

第15回は、Webサイトの検証で使用するブラウザについてのご紹介です。

ウェブサイトの制作・運用にブラウザでの表示チェックは大切です。 かつては様々なブラウザでの動作検証が必要でしたが、Google Choromeの登場でその状況は大きく変わりました。例えば、かつてブラウザの最有力であったMicrosoftのブラウザ。現在も一定以上の利用が続いていますが、サイトの検証対象としてはその役目を終えつつあるのはご存じでしょうか。

シェアが少ない

世界のブラウザシェアなどの情報を提供している statcounter によると、昨年の日本国内のブラウザシェアは次の通りでした。

  1. Google Chrome 59.2%
  2. Microsoft Edge 14.3%
  3. Safari 8.27%
  4. Microsoft Internet Explorer 11 8.0%
  5. Firefox 6.9%

Internet ExplorerとEdgeを合わせてもChromeの半分もありません。5年前まではこの逆でしたが、Chromeのシェアは現在も日々増えており、この状況は進んでいます。

とても古い

Microsoft Internet Explorer 11(以下IE)は2013年の登場です。
過去はWEB系の基幹システムなどに使われていたため、今も会社から標準ブラウザとして指定されている方もいらっしゃるかもしれません。しかし現在は最新ブラウザ・Edgeの登場で、IEの開発は終了しています。
また登場から7年以上経ち、最新のWeb技術に対応していないため、IEは他のブラウザよりも表現力などの面で劣っています。そのためIEで他ブラウザと同じ表現をしようとすると、独自の対応が必要になり、高いコストにつながります。このことから多くの大手ポータルサイトはIEのサポートを止めています。

実はChromeと同じ表示

Microsoftが提供する最新ブラウザMicrosoft Edge。シェア20%に満たないとはいえ、無視はできません。ですが、実はEdgeは表示用のエンジンにGoogle Chromeのエンジン「Chromium(クロミウム)」を採用しています。つまりボタンなどのツールは異なりますが、表示部分はGoogle Chromeとほぼ同じなのです。Google Chromeできちんと表示できれば、Edgeでも問題なく表示できるのです。

弊社では、現在PCの動作チェックは、Windows10:Google Chromeの最新版のみを標準とさせていただいています。それは上記の理由などから、他ブラウザでの検証が必須ではないと考えられるためです。より多くのブラウザでテストをすることで、画面表示の精度は上がっていきますが、その分コストもかかります。最適なブラウザに絞り込んでテストすることで、コストとクオリティのバランスが取れたサイト運用が可能です。

もちろん、その他の事情などで採用する検証ブラウザは都度ご相談させていただきます。今後も、国内外のPCやモバイルのシェア動向などをウォッチしながら、最適な検証体制をご提示してまいりますので、お気軽にお問い合わせください。。

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