【英語で『クリアなテイスト』ってどう言うの?】
June 14, 2017
英語ネイティブに聞いた、おいしいものグルメ表現集。
だんだん暑くなってきましたね。英文事務と翻訳をしているミサキです。
湿気と気温の高さがダブルパンチになる日本の夏は、涼しいヨーロッパ出身の同僚たちの悩みの種。
冷やした飲料や食べ物をとる文化があまりない同僚も、日本で夏を経験すると「食で涼をとる」という大事さに気づくようです!?
冷えっ冷え飲料を表現するには?
日本で夏場にヘビロテする飲料CM。「キレ」「クリア」「さっぱり」「スッキリ」「スカッと爽やか(...ちょっと昔ですが)」...夏場の冷やした飲料については、こういう表現が欠かせませんよね。でも...じつはなかなか訳せないんです。
今日もコンビニで「クリアなテイスト」というアイスコーヒーのPOPを見て、ネイティブの同僚が首をひねっているのに遭遇しました。
「ミサキ、クリアもテイストも英語だってわかるんだけど...これが結びつくと、意味不明なんだ!ただの水ってことかな?」
あー、まただわ...こういうのが一番、厄介なんですっ!!
英語で『クリアなテイスト』ってどう言うの?
クリアなテイスト="clear taste" が英語として通じないとすると、ここはやっぱり意訳の出番。
クリアというからには、雑味がない・スムーズな味ですっきり爽やかな喉ごしが想像できます。
「うーん、一番近いのは "crisp taste" かな。アイスコーヒーにも、ビールなんかにも使う表現だよ。いわゆるさっぱりとキレがいい味のことだね!」
へー、意外。"crisp" といえば、形容詞 "crispy" で学んだ食感表現。「サクサク食感」のイメージが強いんですが...? そうそう、さわやかな秋の空気感も "crisp" といいますよね。
「他には "refreshing taste" も使えるかな。炭酸飲料とかによく使うよ!」
飲料の表現はワイン・テイスティングに学ぶ!?
実は、こういう飲料を表現するにはワインのテイスティングのためのボキャブラリーがたいへん参考になるのだとか。
例えば、"crisp wine" といえば、後味のさっぱりしたキレのいいワインのこと。軽い飲み口、とか軽い後味、と言いますよね。"crisp" が軽い触感のスナックなどを表現するのにつかわれるのと共通項が見つかります。
英語ネイティブも、ワイン・テイスティングで豊富な語彙でワインを語るために英語のグルメ表現を勉強するのだそうです。教科書もあるそうですよ!私も欲しい~!?
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