【英語で『思ってたのと違う味』ってどう言うの?】
December 20, 2016
英語ネイティブに聞く・短期留学に便利な表現!
英文書類の翻訳と英文事務の合間に、アイルランドに語学留学中のけいこです。クラスメイトと一緒に、クリスマスプディングの作り方を習いに先生のおうちにきています。
日本でいうプリンは英語ではフラン(flan)と呼ばれることが一般的。
クリスマスに欠かせないとされる『クリスマスプディング(Christmas pudding)』を実際に目にするのは今日が初めてです...
じっくり仕込むのがポイント
プディング作りは長い時間をかけてフルーツを付け込んだり、生地を寝かせたりするのがコツなのだそうです。先生のおうちでは、じつはもうとっくに、家族用のクリスマスプディングは作り終えているそう。今回、われわれクラスの生徒たちのために特別にもう一個プディングを焼いてくれるのですって。
最初はまず、ケーキの中に入れる脂の塊を崩すことから。...けっこう堅い脂で、スウェット(Suet)と呼ばれる牛や羊の腰回りの脂なのだそうですが、常温でもバターのように溶ろけることがなくコリコリとした状態のままです。これに砂糖を練り込んで、大量のドライフルーツなど、その他の材料を加えていきます。
この生地を型に入れて蒸すこと4~5時間...型に入れる前には家族全員が願い事を言いながらボウルの中に手を突っ込んでかき混ぜるのだそうです。私たちも1人づつこれをやりました...!
と、今日はここまで。蒸し上がるまではとても待てないので、出来上がったプディングは先生が明日クラスに持ってきてくれるそうです。
英語で『思ってたのと違う味』ってどう言うの?
翌日、出来上がったプディングを先生が御馳走してくれたのですが...何といえばいいのでしょうか、不思議なお味です。
べたっとして、あんまり甘くなく、どちらかというと酸味がちで、コリコリした脂が口の中にずっと残る...う~ん、思っていたのと違う。
先生がニコニコして言うのは
"You might be thrown off guard." (あなたがたが思ってた味と違うかもね。)
"Yes, it's a completely unexpected surprise..." まったく違っててびっくりです、と言うほかないです...!
"But Christmas Day wouldn't be complete without pudding." (でもプディングなしのクリスマスは考えられないわ)
語源はソーセージ!?
もともとプディングの語源はソーセージであると云われ、なるほど、こってり・コリコリした動物脂をこねる作業はまさにそんな感じでした。
イギリス人やアイルランド人ですら、小さなころはクリスマスプディングが苦手だった、というひとがいるそうです。
それでも何度も口にするうちにクリスマスプディングはこの季節の欠かせない味になってゆくのだそうです。まさに慣れ親しむうちに身に付く味覚(acquired taste)ですね!
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