【英語で『だんだん美味しく感じる』ってどう言うの?】
November 18, 2016
英語ネイティブに聞いた、おいしいものグルメ表現集。
だんだんと秋も深まってきてますね。年末も見えてきた中、英文書類の翻訳と英文事務をがんばっているミサキです。
京都からのお客様がお土産に生八ッ橋を持ってきてくださいました。
生八ッ橋って、京都のいちばん有名な手土産かな~と思うんですが、海外からの同僚の中にはこの食感は生まれて初めて、というひともいます。
八ッ橋は京都土産の代表格!
『ごめん...ボクは何を食べているのだろう?』
日本に来たばかりの同僚は、生八ッ橋を口にしてこのコメント...たしかに初めてだと不思議な食感かもしれません。
生八ッ橋って、米粉を蒸した生地で餡を包んでいるので、餡入り米粉クレープ・シナモン風味、って感じで説明してみました。納得して味わうとおいしく感じてくるみたいです。
京都のお土産で売上ナンバーワンなんだよ、とか、江戸時代からある歴史の深いお菓子なんだよ、とか、説明しだすときりがない...そういえば、こういう情報って並べ方にルールがあるんでした!
英語で『だんだん美味しく感じる』ってどう言うの?
たくさんの形容詞などを使い、情報をてんこ盛りする場合、英語には厳密な並べ方の決まり(ADJECTIVE ORDER)があります。 現実にはこんなに形容することはないですが、もし私の持っている情報をいっぺんに並べるなら、こんな感じ。
1. AMOUNT/NUMBER(量/順位) No.1 selling,
2. QUALITY/OPINION(品質/意見) Kyoto specialty,
3. SIZE(サイズ) one bite portion,
4. AGE(年齢) 300 years old,
5. COLOR(色) beige or Matcha green,
6. SHAPE(形) triangular shaped,
7. ORIGIN/MATERIAL(起源/素材) cinnamon flavored rice crepe with sweet bean paste.
"It's an acquired taste!" (慣れるとだんだん美味しく感じる味だよ!) というのも忘れずに付け加えました!
名前の由来は琴の名人
"Yatsu-hashi means eight bridges, right?" (八ッ橋って橋が8つって意味だよね?)
日本語がわかる同僚は名前の由来にも興味があるようです。
米粉生地を蒸した生八ッ橋が登場したのはほんの数十年前だそうで、もともとの八ッ橋は堅く焼いたせんべいでした。
焼き煎餅の八ッ橋は筒を縦半分に割ったような形で、和楽器の琴に似ています。そのため筝楽の創始者・八橋検校へのオマージュで八橋と呼ばれているとか、呼ばれていないとか。いかにも京都らしいエピソードです。
英語を活かすお仕事は「アーク@キャリア」
アークコミュニケーションズでは、英語に関するお仕事をご紹介しています。正社員、派遣社員、紹介予定社員等、働き方のニーズに合わせたお仕事を随時ご紹介しているので、英語を活かすお仕事をお探しの方は「アーク@キャリア」より、お気軽にお問い合わせください。
アークコミュニケーションズの人材紹介サービス「アーク@キャリア」はこちら