【英語で『外はサックリ・中はしっとりスコーン』ってどう言うの?】
June 30, 2016
英語ネイティブに聞いた、おいしいものグルメ表現集。
ミサキです。今日も雨ですが、がんばって職場で英文事務と翻訳のお仕事をしています。休暇をとってスコットランドを旅している友達から、素敵な写真つきメールをもらいました。
ヨーロッパではこの季節は雨季どころか、いちばんさわやかなバラの季節だそうで...ちょっと羨ましい...バラに混じってスコットランド発祥の英国菓子・スコーンの写真もいくつも送られてきました...あの子らしい...です!
スコーン宮殿?ひとくちサイズ?
英国風ティータイムに欠かせない『スコーン(scone)』は語源にミステリーが多いことで有名です。
一番有名な説はスコットランドはスコーン城にあった『The Stone of Scone(スコーンの運命の石)』にちなんでスコーンと呼ばれるようになった、というもの。
この石はもちろんスコーン型をしており(!)スコーン城で歴代国王の戴冠式をとりおこなった椅子の土台石なのだそう。その神聖な由来からか?今でもスコーンはナイフを使って縦に割らず手で横半分にちぎって食べるのがマナー。
別説ではスコットランド・ゲール語で『ひと口で頬張れるサイズ』といういう意味の "sgonn" から生まれたという説もあります。説を裏付けるようにゲール語では大きなパンを切り分けた1切れを「スコーン」と呼ぶこともあるそうです。
英語で『外はサックリ・中はしっとりスコーン』ってどう言うの?
スコーンの食感というと、外はサクッとして小麦の香りがし、中はバターでしっとりとして、ほろほろと崩れる感じですよね。
この食感を英語で表現するには...英語&英国文化ネイティブのイギリス人同僚に聞いてみました!
外はサックリ・中はしっとりスコーンの表現としては tender on the inside and crunchy on the edges がぴったりだそうです。また、
a scone that melts in your mouth(お口でとろけるスコーン)も、おいしい表現。
一口とはいかない地域差
スコーンはイギリスの他にアメリカでも親しまれていますが、ちょっとした相違点があるそう。
イギリスのスコーンはプレーンが多いのですが、アメリカでスコーンといえばたいがい『具』入りだそうです。例を挙げると、レーズン・ブルーベリー・クランベリーといったドライフルーツの他、ナッツやチョコレートチップなどが使われることも多いようです。
イギリスのスコーンよりも生地に砂糖を多く加えるのも特徴で、焼きあがったスコーンにさらに砂糖をかけることもあります。
一口にスコーンといっても、国によって全然食べ方が違うのが面白いですね!
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