英語で「重心移動する」ってどう言ったらいい?
November 6, 2017
ダイエットやトレーニングに関する英語表現をご紹介しています。
翻訳会社のアークコミュニケーションズで英文事務や翻訳の仕事をしているナオミです。
エクササイズでは、つい上半身に注意が向いてしまいがちです。太ももやふくらはぎを引き締めたり、ヒップアップに効果のある下半身のトレーニングのバリエーションが必要と感じています。取り組みやすくて効果のあるメニューを探してみたいと思っています。
下半身のお勧めトレーニングは「Lunge(ランジ)」
ナオミ: エクササイズをしていて、下半身を引き締めたりヒップアップに効果のあるメニューのバリエーションがほしいです。手軽に取り組めて効果的なメニューってありませんか?
優: そうだね、「Lunge(ランジ)」なんかがいいんじゃないかな。トレーニングする環境によってバーベルやダンベルを使ったり、何も持たずに自重トレーニングでも効果があるからどこでもできる。それに、スクアットよりも腰にかかる負担が少ないんだ。
ナオミ: あ、それいいですね。どうやってやるんですか?
優: 片足ずつを交互に前に踏み込んで、元の位置に戻る動作を繰り返すんだ。 まず大事なのは背筋を伸ばすこと、そして足は肩幅くらいに広げる。目線は前を向いたまま片足を前に踏み込む。 足が90度になるまで重心をしっかりと移動してしゃがみこむように注意すること。 英語で言うと、片足を前に踏み込むは「Step either leg forward.」重心をしっかりと前の足に移動して体重をかけるは「Shift your balance forward and put your weight on that front leg.」って言い方をするね。 重心の移動はほかにも後ろ、横があるので後ろは「Backward」、横は「Sideways」を使って置き換えればいいね。
王道メニューのスクアットに、ランジを加えてビシッと引き締まった下半身を!
ナオミ: わかりました。 ところで、ランジをする場合の注意点ってありますか?
優: とにかく背筋を伸ばすこと。背筋が丸くなったり、体重を移動したときに体勢が崩れていると本来の効果が期待できなくなってしまうんだ。 「背筋を伸ばす」を英語で言うと「Straighten yourself」で、これは「襟を正す」とか「姿勢を正す」という意味でも使えるね。それと、よく一緒に言われるフレーズで「あごを引いて」って言う場合は「Tuck your chin in」って言い方をするね。
ナオミ: そうそう、「あごを引いて、背筋を伸ばす」は正しい姿勢のお手本ですよね。
優: そうだね。そのほかの注意点として足を踏み込むときに膝が前に出すぎないようにすること。膝を痛めてしまう可能性があるんだ。スクアットは基本的なメニューだから、それにプラスしてもいいし、スクアットで腰を痛めてしまいやすい人はランジに交換してもいいね。自重でもヒップアップと太ももの引き締めに効果が期待できるし、ウェイトを利用すれば筋肉を大きくすることもできるんだ。
ナオミ: わかりました。早速メニューに組み込んでみます。