「Bench Press」で力強い上半身を作る
August 29, 2017
ダイエットやトレーニングに関する英語表現をご紹介しています。
翻訳会社のアークコミュニケーションズで英文事務や翻訳の仕事をしているナオミです。
美容と健康を兼ねてエクササイズに取り組んでいます。スリムなほうがいいと思うけれど、健康的であることが最優先。ジムでの筋トレといえば、まず連想するのがベンチプレス。無駄のない力強い上半身は女子でもあこがれます。
ベンチプレスの正しいフォームと効果
ナオミ: ベンチプレスをやってみようと思うんですけど、自己流ではちょっと心配なんです。効果や注意点を教えてもらえませんか?
優: ベンチプレスは大胸筋、三角筋、上腕三頭筋が主に鍛えられるんだ。英語で「Bench press」。その名の通り、「Bench」を使ってウエイトを「Press」するトレーニングだね。筋肉のボリュームアップで外見だけじゃなく押す力や瞬発力が上がったり、筋肉の成長を促すホルモンの分泌を促したり、骨を作る細胞を活性化させて骨密度を高めたり、さらにはアンチエイジングにも効果があるんだ。
ナオミ: 単純な動作に見えるけど、凄くたくさん効果があるんですね。
優: そうだね。 初心者向けの正しいフォームを簡単に説明すると......。手の位置はグリップバーの目印を基準にして肩幅より少し広めに、下ろしたときに腕が90度になるようにするんだ。 背中をベンチにつけて脚は90度になるように床につける。肩甲骨を意識しながらバーを下ろす。 バーは胸の下の辺りにおろす。身体には触れないように。 手首を返し過ぎないように。 呼吸法として、バーをおろすときに息を吸い、息を吐きながら上げる。 注意としては、バーを十分に下げなかったり、背中をそらせてしまったり、肘を伸ばしきってしまったりしないことかな。
ナオミ: わかりました! 今度ジムで試してみます。
bench pressはそのまま動詞として使える
優: ベンチプレスはジムでの筋トレメニューの代表的な人気種目だから、「I can bench press 100kilos」(ベンチプレスで100kg上げられる)なんていうのが挨拶代わりだったりするね。
ナオミ: そうなんですか。そのまま動詞として使っちゃうんですね。ちなみに「どれくらい上げられる?」とか、「最高で100kg上げた」とかって、どんな言い方するんですか?
優: 「どれくらい?」って聞くときは「How much can you bench?」なんて言うのが一般的かな。最高100kg上げたっていうときは「The most I can bench is 100kg」とか「I once lifted 100kg」なんて言うね。「Bench press」の代わりに単に「Bench」とか「Lift」に置き換えても使えるよ。
ナオミ: 挨拶代わりにベンチプレスの記録の話なんて、カッコいいですよね。早速使ってみます!